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主side
禰豆子ちゃんと初めて会ってから、毎夜とばかりに俺は遊びに行った。
善逸みたいだとか思った奴、
俺にそんな下心はないからな。23だぞ。
理由は単に暇だからなのと、あの3人組と話ができるからだ。
禰「むー!」
『よ、おはよう、禰豆子ちゃん』
今日は散歩の日だ。
とは言っても蝶屋敷をぐるりとするだけだが。
『お前はさ、鬼になってから、青い空も暖かい太陽も、色鮮やかな世界も、見られなくなったんだな』
小さいサイズの禰豆子は、こちらを向いて抱っこをせがんだ。
炭「あ、こら禰豆子…!」
『いーんだよ、柱だからってそんなに謙遜するな。あくまでも炭治郎達と同じ鬼殺隊なんだから』
炭「あの…Aさんは、どうやって鬼殺隊に入ったんですか?」
『この前、鬼の絵のこと話しただろ?
親父が死んだ後、鬼の絵から鬼が逃げ出すようになった。
俺は一人っ子だったし、家を守らなくちゃならなかったから、
逃げ出した鬼を全て倒した。
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作者名:だしまきたまご | 作成日時:2020年2月20日 21時