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____初任務当日

気合いを入れて蝶屋敷を出ると
まだ日も出ていないというのに
煉獄さんが門の前で私を待ち伏せていた。

「煉獄さん!」

「ちゃんと起きれたようだな!偉いぞ!」

思わぬサプライズに頬が緩む。

「刀はちゃんと持ったか?!忘れ物はないか!」

「...ふふ、大丈夫です」

「うむ!初任務に立ち会えないのは残念だが俺は君を信じている!胸を張って行ってこい!健闘を祈る!」

「....はい!煉獄さんもお気をつけて」

背中を見届けたあと、冨岡さんから指示された場所へ急ぎ足で向かった。









「わあ.....!」

東京の街はとても賑やかで
大きな建物がたくさん並んでいた。

どこまでも続くきらびやかな夜景に
目を奪われてしまう。


「おい、あまり離れるな」

「すみません...とても綺麗でつい」

冨岡さんは煉獄さんや宇髄さんに比べると
口数が少なく何を考えているかちょっと読めない。

煉獄さんは

「冨岡はあまり感情を表に出さないし、
少々口べただが内面は俺のようにとても熱い男だ!」

と言っていた。






「来たぞ」

冨岡さんのその一言で
鬼が目の前に現れた事に気づく。

鬼が近づいていたことに
まったく気づけなかった。

決して油断していたわけではない。

しっかり辺りを警戒していた。

緊張が高まる中、一筋の汗が頬を伝った。

「良いか、厄介な血鬼術だが攻撃自体は大した事ない。
どんな幻術を使われようと目的を見失うな。

身体の隅々まで神経を集中させろ」

見るからに今まで斬ってきた鬼とは格が違う。




『 炎の呼吸 壱ノ型 ___


刀を振り上げた瞬間、鬼の姿は消え
視線の先には冨岡さんの姿があった。

「冨岡さん?!」

咄嗟に攻撃の手を止める。

何故私は刀を向けているんだ。

「それは俺ではない!血鬼術だ!!」

その声でハッと我に返ると
その瞬間、鬼の攻撃をくらい地面に叩きつけられてしまった。

「......っ」

.

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Kさん - ヤベェ!好きだコレ!!煉獄さん尊い!!結婚しt(殴(^ ^) (2022年12月17日 21時) (レス) @page40 id: e6a491da96 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - モカムーンさん» モカムーンさん!コメントありがとうございます!大好きと言っていただけてとっっても嬉しいです😭🔥マイページ→設定→18歳以上ですか?→はい→ページに表示する→はい で出てくると思います(*´`)!よろしくお願いします! (2021年10月21日 22時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
モカムーン(プロフ) - もちさんはじめまして(*^^*)もちさんの夢小説大好きです!煉獄さんにキュンキュンしっぱなしです(*≧∀≦*)裏も読みたくてマイページで設定したのですが間違っているのか一覧に出てきません(>_<)マイページに入ったらどうすればいいんですか? (2021年10月19日 22時) (レス) @page31 id: 2f4ba8af7f (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - シアさん» シアさん!!コメントありがとうございますヽ(;▽;)ノ読んでいただけてとても嬉しいです!裏は年齢設定をすると作者作品ページに出てきますよ! マイページから設定可能です(*^^*) (2021年6月26日 20時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
シア(プロフ) - 最初から最後までドキドキしましたぁ!!!裏も是非見たいのですがどうやったらみれますか?? (2021年6月24日 18時) (レス) id: 52b41ebfaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もち | 作成日時:2020年12月9日 20時

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