*はじめての 3【煉獄杏寿郎】

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それから数日間
なんと言ってAにプロポーズするか、日々頭を悩ませた。




候補は以下4つだ。





1、君の残りの人生を俺にくれないか！

2、二人で温かい家庭をつくろう！

3、左薬指のサイズを教えてくれないか！

4、煉獄 A 良い響きだと思わないか！



「うむ........」


しかしプロポーズは人生で一度きりだ。
もう少しインパクトが必要だろうか。

あの日以降Aに対する想いが今まで以上に大きくなってしまい、

暇さえあればこんな事を考えている。









「....そんなに険しい顔をしてどうされたんですか？」

「なんでもない！！気にするな！」



訓練が終わり、身体を伸ばしていると

突然Aの鎹鴉がやってきた。




『 カァァ！緊急連絡ダ！イマスグ二浅草向カエ！

鬼ガ潜ンデイルト報告アリ！カァァ！！ 』



「....随分急ですね、浅草はどうやって行くのでしょうか」

『ツイテコイ！案内シテヤル！』

「柱は誰が向かっているんだ？」

『柱ハ必要ナイ！柱ハ必要ナイ！』

「.....そうか！お館様がそう仰るなら信じよう！では気をつけて行ってきなさい！」

「はい！行ってまいります！」







今しかないと、
俺は急いで宇髄邸に向かった。





「宇髄！いるか！俺だ！」





「.....ご丁寧に菓子折りなんか持って何の用だ」


「折り入って相談がある！」


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