*はじめての【煉獄杏寿郎】

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「.....少し食べすぎたようだ」

「煉獄さんの口からもﾞ食べすぎたﾞなんて言葉が出てくるんですね」

よく分からんが今日は全然食い物が腹に入らない。なぜだ。


茶を飲み終わりそろそろ帰るかと言おうとした瞬間






また、それは起こった。





「れ、煉獄さん！.....あの....その」

「なんだ！厠か」

「いえ、その....」

「.......？」









「また二の腕の筋肉....触っていいですか....！」





「実はあの感触にハマってしまったかもしれません」








..........なるほど。




「うむ！！！好きなだけ触っていいぞ！！」

「ふふ、ありがとうございます」


Aは嬉しそうに二の腕を掴んできた。







「......待て」

「わぁ、やっぱりすごいですね....！」


おい.......




「.........触っていいとは言ったが
掴んでいいとは言っていない！！！！」

「わっ、すみません、つい」


Aは身体をビクッとさせ手を離した。





いかん、つい声を張り上げてしまった.....





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ああ、またか。


俺はここ数日いつもの二倍
いや三倍は鍛錬に励んでいるつもりだ。


それなのになぜまだ心音がうるさいのだ。


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