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翌日
結局あの後に煉獄さんと二時間も走ったせいで、身体が訓練初日並に痛かった。
「.......うう.....身体が痛い」
鏡に向かって身支度を整えていたら、
ふと昨日の煉獄さんを思い出してしまった。
あれはなんだったのだろうか....
「.....」
って今はそんな事を考えてる場合じゃない...!
待ち合わせに遅れてしまう。
「辛くなったらいつでも帰って来るのですよ」
母は私が家を出ることに最初はとても反対していたが、何度も何度も説得してようやく承諾してくれた。
「はい。行って参ります」
_____________
緊張感から少し駆け足になってしまい予定より十五分も早く煉獄家についた。
すると千寿郎くんがほうきを持って屋敷の門から出てきた。
こんな朝早くから偉いなと関心していると
千寿郎くんが私に気づく。
嬉しそうに手を振ってくるので思わず顔がにやけてしまった。
「おはようございます!」
「おはよう...!朝からえら「「千寿郎!!大変だ!早く来てくれ!!!!!!!」」
私の言葉は煉獄さんのどでかい声にかき消され、千寿郎くんは驚いたように家の中に入って行った。
何やらお風呂のお湯が出ないようでその声は外まで聞こえてきた。
数分後、煉獄さんが慌てたように門から顔を出した。
「待たせてすまない!」
「いえ.......!大丈夫ですか?」
「問題ない!」
蝶屋敷に向かって歩いていると
今日は髪を下ろしているのだなと軽く私の髪の毛を触ってきた。
「........」
少し意外だった。
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もち(プロフ) - ぶどうさん» ぶどうさん、はじめまして!コメントありがとうございます!煉獄さんの小説で初めて書いた作品なのでそう言っていただけてとても嬉しいです(*^^*)!優しい煉獄さんたまらないですよねえ(TωT) (2021年2月11日 21時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - 面白いです!煉獄さんが優しくてキュンキュンしてます! (2021年2月7日 7時) (レス) id: 87d010c47c (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - tsukiさん» tsukiさん、はじめまして!そう言ってもらえてとても嬉しいです!!ありがとうございます^^続編も胸きゅんさせられるように頑張ります♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - サミさん» サミさん、はじめまして!最高の褒め言葉ありがとうございます。嬉しいです。引き続きよろしくお願いします♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - はむぼしさん» はむぼしさん、はじめまして!ありがとうございます!面白いのかなあと少し不安でしたがそう言っていただけてとても嬉しいです;;その後の関係も一生懸命考えているので少々お待ちください^^♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち | 作成日時:2020年11月6日 17時