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震える足をなんとか動かして子供達の前に立つ。
辺りを警戒していると
鬼と人の叫び声が交互に響きわたり、
思わず息を飲んだ。
あの悲鳴は誰の悲鳴なんだろうか。
鬼は何匹いるんだろうか。
「......っ」
恐怖心から、立っていられないほど足が震えてきた。
子供達は私にしがみついて泣いている。
鬼の顔が頭の中を駆け巡り身体が恐怖に支配されていくようだ。
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“子供達を頼むぞ!”
そうだ、突っ立っている場合じゃない。
私は煉獄さんに言われたことを全うするんだ。
「.......よし」
深く深く息を吸ってゆっくりと吐く。
「お、落ち着いて聞いて下さい」
子供達は震えながら私を見てきた。
「ここは危険なので近くの民家に隠れます。
鬼がいつ出てくるか分からないから絶対に私のそばを離れないで!」
民家に入ったからといって
安心はできないけど、外よりはまだ....
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もち(プロフ) - ぶどうさん» ぶどうさん、はじめまして!コメントありがとうございます!煉獄さんの小説で初めて書いた作品なのでそう言っていただけてとても嬉しいです(*^^*)!優しい煉獄さんたまらないですよねえ(TωT) (2021年2月11日 21時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - 面白いです!煉獄さんが優しくてキュンキュンしてます! (2021年2月7日 7時) (レス) id: 87d010c47c (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - tsukiさん» tsukiさん、はじめまして!そう言ってもらえてとても嬉しいです!!ありがとうございます^^続編も胸きゅんさせられるように頑張ります♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - サミさん» サミさん、はじめまして!最高の褒め言葉ありがとうございます。嬉しいです。引き続きよろしくお願いします♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - はむぼしさん» はむぼしさん、はじめまして!ありがとうございます!面白いのかなあと少し不安でしたがそう言っていただけてとても嬉しいです;;その後の関係も一生懸命考えているので少々お待ちください^^♪ (2020年12月6日 20時) (レス) id: 2fde58b1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もち | 作成日時:2020年11月6日 17時