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31話 勘 ページ31

なんとか避難は上手くいったみたいだ


私は半鐘の高台から飛び降りて、伊之助の合図が来そうなところを探した
いったいどこまで行ったんだろう


と、同時にピクッと勘が働いた
その予感に引き寄せられるように荻元屋のほうへ向かう

なにもない、、地下か!
地面に耳をつけてみると
微かに伊之助の気配がする、気がする
あまりにも地下深くだ、伊之助の合図も聞こえるはずがない


右、いや左にもう一歩...ここだ!!


『天の呼吸、壱ノ型・旭日昇天』




地面が衝撃で割れて、中へと穴ができる
私は自由落下に身を投げた
深すぎる、こんなの上弦が関わってるに決まってる



「Aッ!!!おっせぇぞ!」


『ごめん伊之助、ここからはド派手に行こう!』



地面を割った衝撃でできた内部の土煙に紛れて
帯を刻んでいく


「わ、私たちも!!」

「ぎゃーーこわいぃーー!!」

『無茶はしないで!怒られます!私が!宇随さんに!』


「お゛りゃあああ〜〜どうだ!全員出してやったぜ!!!」


信じられないほどの人が帯の中に取り込まれていた
、腕を下ろすと同時に、帯がビュンと動き出した



『ッ!!クナイを!!!』



私は須磨さんからクナイを借りてバッと投げると
カカカッ!!!と音を立てて
帯に突き刺さり捕らえた



『伊之助!追いかけてもダメ!穴から鬼本体に戻ろうとする!』


「くそがぁあ、これを刺しゃあいいんだな!!」

ビュンビュン投げて、ひっ捕まえる
伊之助が刺さっているクナイに追い打ちをかけてめりこませている
これで帯は逃げられないだろう


『、少し取り逃がした』


「こんだけ捕らえられりゃいいだろ!」


『須磨さん、まきをさん ありがとう』


「話はあとだ!!A早く地上に戻るぞ!」


『よぉし!行くぞーーー!!』


「お前さっきから俺たちに似てきてねぇか?」


『?』



びゅんッ!と飛び出て私たちは鬼の本体のもとへ駆けた


外に出るとちょうど善逸とも会った



「アッ!A!!!」

「電逸お前も無事かぁ!!」

「善逸!Aが避難させてくれたんだね」

『うんたぶんもう人はいない、ド派手に戦おう!』

「えぇなんか、宇随さんに似てきた?」

「さっきは俺みてぇだった」

『おかしなこと言わないでよ、もう急がないと!!』





ビュン




「「速っ!!!」」

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紗夜菜(プロフ) - はいっ!更新楽しみにしています。 (2020年4月21日 13時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いえいえ、誰にでも間違いはつきものなので! (2020年4月21日 7時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - 冨岡さんの「冨」は、「富」では、ないですよ。 (2020年4月20日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそ | 作成日時:2020年2月3日 1時

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