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4話 柱 ページ4

*



『お館様のお話を聞いていると、
麻酔をかけられたようにぽわぽわします...』


「最初は、皆そう言う、、」


「その割にはちゃんと話せてた」


『ありがとう時透くん...
実は心臓が破裂しそうなほど緊張していたの』





柱合会議が終わって、
蜜璃ちゃんのお屋敷でお祝いしてもらった
美味しいお茶と
蜜璃ちゃん特製の見たこともない甘味を出してくれた
座布団まで桃色で可愛らしいのである




「Aさんは上品な節がありますからね
心配していませんでしたよ」


『しのぶさんが手本です』


「言葉が上手いですね
冨岡さんも見習ってほしいです」


「にしても、冨岡は用があるとか言って
席を外しやがったな」


「自身の継子の柱就任の席にいないとは
とんだ薄情者だ」


「あいつは他人に興味ねぇなァ」


「お腹がすいていたのかしら?」


『あっそうかもしれません』


「冨岡には祝福の言葉を貰ったか?!」


『よかったな、って言ってくれました』


「言葉足らずですね〜」


「自分の継子なのに嬉しくないみたい」


『いやぁ喜んでくれてるはずですきっと
少し無口なだけで』


「こういうめでたいことはな派手に祝うに限るぜ!」


「ごめんなさいね、
私たちもいつ任務が入るか分からないから
一番ちょうど良かった私の家でしかお祝いできなくて...
本当は甘味屋に行ってぱぁ〜っとやりたかったなぁ〜」


「甘露寺が謝ることではない、致し方ない」


『っそうです!この巣蜜パンケーキは絶っ品です!
今すぐ甘味屋が開けますよ!』


「うまい!うまい!うまい!!」


「煉獄さん頬についていますよ」


「すまない胡蝶!」


「相変わらずの味だなァ」


「やだ!みんな!照れちゃうわ!」





*




そのパンケーキを食べきれないうちに
二羽の鴉が任務の伝達にやってきた


「悪いな今度ド派手に祝ってやるぜ!」


「次会ったらもう少し話しようね」


『お二人ともお気をつけて!』


「私たちも仕事に戻りましょうか」


「Aちゃんはこれからお屋敷がもらえるのよね
準備が大変ね、何でも手伝うからね!」


『養蜂を始めるときはぜひお願いします!
皆さん、今日は本当にありがとうございます』


「冨岡に言っておけ、薄情者、非常識とな」


「次もまた、、互いに無事で、」


「調子にのんなよォ」


「怪我以外で、うちにも来てくださいね」




柱がみんな優しすぎて沸騰しそうです

5話 手紙→←3話 お館様



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紗夜菜(プロフ) - はいっ!更新楽しみにしています。 (2020年4月21日 13時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いえいえ、誰にでも間違いはつきものなので! (2020年4月21日 7時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - 冨岡さんの「冨」は、「富」では、ないですよ。 (2020年4月20日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそ | 作成日時:2020年2月3日 1時

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