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21話 涙の音 ページ21

善逸SIDE_______________

Aから安心の音がした
さっきまではカチコチな緊張した音だった
表情を見てもさっきと変わって朗らかだ


音柱の...派手好きの人、、宇随さん!
、がAちゃんの頭に肘を乗せて言う
女の子の頭を肘置きに!なんて奴だ!!
いや柱だからなにも言えないけど!



「それで?Aの秘密はこれだけか?」


『これだけ?これだけ、...はい
今話したことが伝えようと思っていた全てです』



「お前が特殊な奴だとは分かった」


「俺と同じくらいにはド派手だと認めてやろう」



『...いいんですか、?』



「なにか不満かァ」


『い、いえそうではなくて...
私、柱のままでいいんですか、』



「?何か不都合がありますか」


「A柱になったばかりでしょ」



Aちゃんは目をぱちぱちさせて驚いてから
絞り出したような声で言う
心臓のドキドキが俺にまで聞こえて緊張する



『...私、皆さんと一緒にはうまく戦えません、
鬼から守るための呼吸で、人を傷つけてしまうかも...
それに、皆さんの技も借りてしまいます』


「目ェつぶりゃなんとかなるんだろ?」


「だったらそれでいいじゃん、一緒に行けるね」


「派手に貸してやろう!そして派手に礼をしろ!」


「宇随、見返りを求めるな」


「お館様は容認してくだったんでしょう?だったら何も言うことはないわ!」




あぁAちゃんからまた音がする
今度は泣きそうな音だ!あぁうれし涙なんだけども!
あぁ〜〜泣いちゃう!なにか拭くもの拭くもの



「それにだ!俺と竈門少年の技を借りたというが
真似事ではなかった!真に俺たちと同じ威力で攻撃ができていた
よもや誰にでもできる所業ではあるまい」



「なんだそりゃァさすがにズルいだろォ」


「Aはより多くの仲間と共闘することで
ますます強くなれるんですね」


「南無...天より与えられし力」


『,,,ほんとに、そうだと思い"ます
こんなに仲間に、恵まれて、泣きそうです〜〜〜』



「阿保かもうすでに号泣じゃねぇか!」


「Aちゃん!これ使って!!」


「用意がいいな善逸!!
...って、これと富岡さんの羽織じゃないか!」


「あ””ぁ”ぁーーーーー!すみませんすみません!!」


「構わん」


「あらあら」


「僕手巾もってるよ」


「私もあるわ!使って!!」


『みんな...ありがとう』




俺に負けず劣らず泣き虫なAちゃんも
かわいいなぁ〜と思った

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紗夜菜(プロフ) - はいっ!更新楽しみにしています。 (2020年4月21日 13時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - いえいえ、誰にでも間違いはつきものなので! (2020年4月21日 7時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜菜(プロフ) - 冨岡さんの「冨」は、「富」では、ないですよ。 (2020年4月20日 17時) (レス) id: feb92a0363 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそ | 作成日時:2020年2月3日 1時

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