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___蜂楽くん…!!!



「なんだお前…」

「アンタら、女の子に何やってんの?」

「は?おかっぱ。お前に関係ねぇだろ」

そう言って男は蜂楽くんに拳を振り上げる。



「蜂楽くん!危ない!」



私の声と同時に、彼はまるでサッカーボールを蹴るかのように、鋭い蹴りを男にお見舞いした。キックを喰らった男はその場に倒れ、残りの2人はその勢いに慄いていた。


「まだやんの?」

「っ……」


昼間のニコニコした蜂楽くんからは想像出来ないような、黒くて怖い目つきで睨みつけられた男たちは、行こうぜ、と言って逃げていった。


下校時間を知らせる放送が鳴り響く中、取り残された私と蜂楽くん。


「転校生ちゃん、大丈夫?」

「…うん、なんとか。蜂楽くんが来てくれたから…ってあれ…」


あの男たちはもうどっかに行ったのに、身体はまだ恐怖を覚えていて、震えと涙が溢れてきてしまった。抑えようとしても全然止まらない。ほら、蜂楽くんも困ってるから、早く止めなきゃ。必死に震えと涙を止めようとしていると、ふわっと温かい体温に包まれた。


「よしよし、怖かったっしょ?もう大丈夫だよ」


蜂楽くんは私が落ち着けるように優しく抱きしめて、背中を撫でてくれた。じんわりと彼の体温が伝わってきてホッとしたのか、ますます涙が止まらなくなってしまった。

怖かった、助けてくれてありがとうって涙声で必死に伝える。それにうなづく代わりに蜂楽くんはいっそう私を抱きしめる力を強くした。

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YUY - やばい…めちゃくちゃ好きです…いつかまた更新してくれたら嬉しいです!! (2022年12月20日 20時) (レス) @page7 id: 2b504e2cbc (このIDを非表示/違反報告)
kimetsu0505(プロフ) - まるさん» ありがとうございます〜〜!!!めちゃくちゃ嬉しいです…!!今大学の準備で忙しいので落ち着いたら続きアップしますね!! (2022年3月29日 1時) (レス) id: f5ab4246cc (このIDを非表示/違反報告)
まる - めっちゃ面白いです!!めっちゃくちゃ好きです!!更新頑張って下さい! (2022年3月23日 18時) (レス) @page7 id: 5775e80e82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さにか | 作成日時:2022年3月4日 1時

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