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「蜂楽くん!教科書本当にありがとう!!」
「いーっていーって」
「何かお礼するから…!」
「えー、そんなのいいのにー」
言葉とは反対に少し嬉しそうな蜂楽くん。彼のおかげで目をつけられることもなく、また怒られることもなく、無事に授業を終えることができたのだ。宣言通り、蜂楽くんは授業中寝ていたけれど。
そのあとも6時間目まで、寝ている蜂楽くんの隣で授業を受け、昼休みは声をかけてくれた女の子たちと仲良くお昼を食べた。
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放課後、少しでも学校の慣れるために1人で学校内を散策することにした私は、まだスヤスヤと眠っている蜂楽くんに「バイバイ」と声をかけた後、下校時間ギリギリまで校内に残っていた。
__教室の場所は大体わかったから、これで移動教室もばったりだ。
そう思って靴箱に向かおうとすると、遠くの方で大きい音が聞こえた。人の声のような、争うような音。勘違いかもしれないけれど、少し嫌な予感がして、無意識のうちに音のした方へ走っていた。
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YUY - やばい…めちゃくちゃ好きです…いつかまた更新してくれたら嬉しいです!! (2022年12月20日 20時) (レス) @page7 id: 2b504e2cbc (このIDを非表示/違反報告)
kimetsu0505(プロフ) - まるさん» ありがとうございます〜〜!!!めちゃくちゃ嬉しいです…!!今大学の準備で忙しいので落ち着いたら続きアップしますね!! (2022年3月29日 1時) (レス) id: f5ab4246cc (このIDを非表示/違反報告)
まる - めっちゃ面白いです!!めっちゃくちゃ好きです!!更新頑張って下さい! (2022年3月23日 18時) (レス) @page7 id: 5775e80e82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さにか | 作成日時:2022年3月4日 1時