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「君が好きだ。もう君以外愛せない」
「炎柱様···！」
「俺は間違えていた。今までの過ちをどうか許してくれないか」
「はい！気になさらないでください！私は信じておりました···！」
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『おい、起きろ！！！いつまで昼寝してんだ』
「....ん、炎柱様」
『あぁ？』
「ハッっ師範？！」
...........なんだ、夢だったのか。
『煉獄の夢でも見てたのか？』
「い、いえ····！鬼殺隊の夢を見ていました！って何か御用ですか？」
『任務だ、さっさと支度しろ！！』
「任務！？私も行くんですか？」
『ったりめえだ！どうせ役には立たねえだろうが囮くらいにはなる』
「囮？！ぜっったい嫌です！お断りします！」
『うるせえな、10分後に出る。ぼさっとするな』
師範はギロリと私を睨み付け、ドカドカと大きな足音を立てて部屋を出ていった。
＊＊＊
「私を囮にするとはどういう事ですか？！」
鬼は小さな子供が大好物で女の子に声をかけて騙しては隠れ家に連れて行くらしい。なにやら喰わずに人質に取っているのだとか。まったくもって意味が分からない。師範は私を囮にして、隠れ家を探り、そこに連れ込まれる寸前に仕留めると言っている。
「そもそも私は子供じゃないので無理です....！帰ります！！」
いくら嫌だと言っても師範は耳を傾けてくれず、半泣き状態で目的地へ連れていかれた。
＿＿＿＿＿浅草
「随分遅かったな！待っていたぞ」
「炎柱様......っ！！」
思わぬサプライズに頬が緩む。
師範は秘密のポケットから荷物を取り出し私の身なりを仕立てた。
赤色の袴、着物部分は白ベースに花柄の刺繍、髪型はハーフアップにされ白いリボンを付けさせられた。
『派手に可愛いじゃねえか、A』
「もしかするとこれが最後になるかもしれないので、一応伝えておきます。今まで大変お世話になりました。師範には感謝しています」
『アホか、俺がお前を死なせるわけないだろ』
「む？俺にはないのか？！」
「あ、えと、....そ、そうですね。炎柱様にも大変お世話になりました。たくさん美味しいものを与えてくれてありがとうございました！」
「うむ！」
『冗談はこのくらいにしてそろそろ行くぞ』
＊＊＊
「では行ってきます......」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿任務開始
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もち(プロフ) - モネさん» モネさんコメントありがとうございます！キュンキュンしていただけて嬉しいです♡ちょっと強引な煉獄さん最高ですよねぇ(*ﾟ▽ﾟ*) (2021年10月5日 20時) (
レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
モネ - キュンってしてしまいました笑笑 (2021年9月27日 1時) (レス) @page49 id: f32c86035e (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - うささん» うさ様、はじめまして！コメントありがとうございます！数ある作品の中から読んでいただけてとても嬉しいです！！裏はマイページから年齢設定後、私の作品一覧へお越しください(*´∀｀*) (2021年9月26日 22時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
うさ(プロフ) - もち様はじめまして！楽しく読ませていただいております(*ˊᵕˋ*)裏を読ませていただきたいです。よろしくお願いします！ (2021年9月26日 22時) (レス) id: 339371903f (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - デニムさん» デニム様、作品を読んで下さりありがとうございます。裏はマイページ→設定からフラグ設定をしてもらえると私の作品一覧に出てきます！よろしくお願いします！！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち
| 作成日時：2021年1月10日 15時
