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「ん〜〜····！おいしいっ」
「これは千寿郎の手作りだ！うまいだろう！」
「ほっぺたが落ちそうです····！」
今は訓練を中断して炎柱様が持ってきてくれた林檎パイを食べている。サクサクで甘くて幸せのあまりほっぺたが溶けてしまいそう。
「君はもう呼吸法はできるのか？」
「これっぽっちもできません···！」
「····うむ！そこまで開き直られると逆に清々しいな！」
「炎柱様はどうやって習得したんですか？！」
「どうもこうも、鍛錬の積み重ねだ」
「やっぱり師範みたいに強いんですか？！」
「当たり前だろう！君の師範より強いぞ」
「それはすごいです！！」
それから炎柱様は任務の話や師範との出会い、鬼殺隊について色々と教えてくれた。耳を傾けるも春の日差しがぽかぽかと暖かくて段々と瞼が落ちて行った。肩に寄りかかると、さらに眠気が増して、なんだかおひさまみたいな匂いもする。
「こら、まだ訓練は終わってないぞ」
このまま寝たらどんなに気持ちいいんだろうと思いながらも目を開け、両手を上に伸ばして身体を機能させる。
「ん〜〜〜お昼寝日和ですね」
「本当に君は子供のようだな」
「子供じゃありません！
もうすぐ二十歳になり、...っ....ん、....」
「では訓練を再開する」
「·······」
「聞いているのか？」
「いや、い、今なっ、なに、し、」
「何って····口についていた蜂蜜を拭いてやっただけだが」
いやいやいやいや拭いたと言うより舐めてきた。
なんなら少し唇吸われました。
「言ってくれれば自分で拭きますから···！変なことしないでください····！」
「それはすまなかった！」
まったく心のこもっていない謝罪に拍子抜けしてしまう。一瞬でもどきっとしてしまった自分が悔しい。
心のメモ帳を開く。
＿＿＿＿＿炎柱様は遊び人、と
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もち(プロフ) - モネさん» モネさんコメントありがとうございます！キュンキュンしていただけて嬉しいです♡ちょっと強引な煉獄さん最高ですよねぇ(*ﾟ▽ﾟ*) (2021年10月5日 20時) (
レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
モネ - キュンってしてしまいました笑笑 (2021年9月27日 1時) (レス) @page49 id: f32c86035e (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - うささん» うさ様、はじめまして！コメントありがとうございます！数ある作品の中から読んでいただけてとても嬉しいです！！裏はマイページから年齢設定後、私の作品一覧へお越しください(*´∀｀*) (2021年9月26日 22時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
うさ(プロフ) - もち様はじめまして！楽しく読ませていただいております(*ˊᵕˋ*)裏を読ませていただきたいです。よろしくお願いします！ (2021年9月26日 22時) (レス) id: 339371903f (このIDを非表示/違反報告)
もち(プロフ) - デニムさん» デニム様、作品を読んで下さりありがとうございます。裏はマイページ→設定からフラグ設定をしてもらえると私の作品一覧に出てきます！よろしくお願いします！！ (2021年9月26日 18時) (レス) id: 825ae5ee71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もち
| 作成日時：2021年1月10日 15時
