第45話 捕らわれた善逸 ページ2
「不細工だねお前。気色悪い。死んだ方がいいんじゃない?
何だいその髪色!目立ちたいのかい!」
そんな大声で不細工とか言わないでよ。
いくら俺でも傷つくよ。それに髪色が派手なのは昔、雷が俺に落ちたからだよ。
自分からなりたくてこの髪色になった訳じゃないんだよ。
「部屋は確かにめちゃくちゃのままだね。片付けとくように言ってたんだけど。」
そう言って蕨姫花魁は泣いてる女の子の耳を思いっきり引っ張った。
「ギャアッ!」
「
俺……もう我慢できない!
俺は無我夢中で蕨姫花魁の腕をつかんだ。
「何?」
「手…放してください!」
その瞬間、蕨姫花魁は俺を思いっきりぶった。
その衝撃で俺は気を失ってしまった。
〜蕨姫花魁side〜
私があの
あまり騒ぎを大きくするのは鬼狩りに気づかれる可能性がある。
それにしてもあのガキ。この感触からすると、軽症だね。失神はしているけれど……。
受け身を取りやがった。一般人じゃない。
鬼殺隊なんだろう?でも柱のような実力はない。
少し時間がかかったけど上手く釣れてきたわね。
どんどんいらっしゃい。皆殺して喰ってあげる。
〜Aside〜
「いなくなった?」
京極屋の人が急に私の部屋に来て、言った言葉に驚いた。
「はい。
さっき蕨姫花魁の部屋で騒ぎがあってその時に善子が蕨姫花魁に思いっきりぶたれたんです。
そこで気を失った善子を部屋に寝かせてたのですが、姿が見えなくなって…。
てっきりA花魁の部屋でA花魁を看病してるのかと。」
まさか…足抜け?いや、善逸君がするわけがない。
てことはあの鬼が善逸君をどこかに連れ去ったか…。
どっちにしろ、この事は急いで師範に伝えた方がいい。早く手紙を書こう。
私は手紙に今まであった事、善逸君に関しての事を急いで書き蓬丸に渡した。
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モダエミン(プロフ) - SAKURAさん» よかったですねぇ!チョコケーキはおいしいですからぁ! (2020年8月16日 12時) (レス) id: 971db014c2 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - モダエミンさん» ありがとうございます!嬉しいです!今日は久しぶりにゆっくり過ごそうと思ってます!ちなみにケーキはチョコレートケーキを食べる予定ですw (2020年8月16日 12時) (レス) id: 05c236c558 (このIDを非表示/違反報告)
モダエミン(プロフ) - お誕生日おめでとうございまぁぁす!ケーキはなに食べるんですかぁ!この作品も大好きですよぉ!世に言う神作ですねぇ!今日を楽しく過ごしちゃえ! (2020年8月16日 12時) (レス) id: 971db014c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SAKURA | 作成日時:2020年8月15日 8時