第20話 決意 ページ26
「えっとですね。Aちゃんのお兄さんの強さは鬼舞辻の時代で例えると、上弦の肆ぐらいでしょうか。」
「上弦の肆だと!?そんな奴とこいつが戦っていたのか我妻ァ!」
「いいやそれは違うぜ。
多分Aと戦っていた時は手加減してわざと腕を斬らせたのだろうな。
その時にAが呼吸を使ったから驚いて術を使ったのだろう。それより、炭治郎が何か言いたそうだぜ。」
「ありがとう、伊之助。
実はAのお兄さんは太陽を克服しています。特殊なうまれかたをしたからでしょうか。
太陽を浴びても消滅しません。」
「分かりました。その件につきましては、後で対策を考えましょう。
では次に2つ目の話をしましょう。
現在、愈史郎さんの目を借りて鬼の足取りをおっています。そこで雑魚鬼にある異変がおきている事が分かりました。」
なんだろう。一応気になる。
「これは僕の予想ですが、Aさんのお兄さんが鬼となったきっかけで雑魚鬼が下弦の鬼程度の強さになっている事が分かりました。
まだ1部でしか確認されてませんが、これが全ての鬼に拡大されれば犠牲者が大勢出てくるでしょう。」
「お館様、そうなったら柱はともかく階級が低い者は死んでしまいます!これからはどうすればいいのですか!?」
「それが3つ目のこれからの鬼殺隊の対応についてです。
まずは、その強くなった鬼を止めなければいけません。そのために階級が甲で目撃情報があった場所に最低2人を送り込みます。
そうやっていけば数を一気に減らす事ができます。鬼殺隊の戦力も底上げしないといけません。後日、柱稽古を開こうと思ってます。
その件については、また後日鴉を飛ばします。
そして、最後にAさん。
今日の緊急柱合会議では様々な事を話したと思います。
あなたはまだこれから先の事を決められてないとお聞きします。
今、この時間でこれからの事を決められたのならその決意をこの場で話して頂きたいです。」
輝利哉様は私の事をずっと心配してくれている。
私は一生この人について行きたい。
「私は、今日の緊急柱合会議で見た皆さんの目は今まで見たことないくらい真剣な眼差しでカッコイイと思いました。
私は鬼殺隊に入りたいです。
兄を逃してしまったのは私の失態です。それにこの命は柱の皆さんに救っていただいた者です。
助けてもらった命で鬼を狩り人を救う。そしてまた兄と戦い今度こそ勝ちたいと思ってます。」
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printemps(プランタン)(プロフ) - SAKURAさん» いえいえ♪ (2020年6月20日 20時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - printemps(プランタン)さん» ありがとうございます! (2020年6月20日 20時) (レス) id: 05c236c558 (このIDを非表示/違反報告)
printemps(プランタン)(プロフ) - 気に入りました!!! (2020年6月20日 19時) (レス) id: adf0bec428 (このIDを非表示/違反報告)
SAKURA(プロフ) - マイミーさん» (/// ^///)!ありがとよ! (2020年6月6日 7時) (レス) id: 1821f7acac (このIDを非表示/違反報告)
マイミー(プロフ) - 面白い〜!続きが早く見たいです!(*´∇`*) (2020年6月5日 23時) (レス) id: 081b182a95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SAKURA | 作成日時:2020年4月6日 21時