鬼滅の刃～星々の導き～ (ページ24)

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第19話緊急柱合会議ページ24

「あなたがAさんですね。初めまして。
僕は産屋敷輝利哉。
今日は来てくださりありがとうございます。」

「本日はよろしくお願いします。」

なんだろう、輝利哉様は少しクールと思った方がいいのか、しっかりしてるとと思った方がいいのか分からないけどまず私より年下だとは思わなかった。

「緊急柱合会議を始めましょう。中へどうぞ。」

そう言われたので、みんなが次々に入って行った。中に入ると床が全て畳になっており、人数分の座布団が敷いてあった。

席は決まっているみたいなので、みんなが迷わず座った。私の席は輝利哉様に1番近かった。

隣が炭治郎さんだったので、少し安心できた。

「皆さん座りましたね。では今日話したい事を3
つ言います。

1つ目はAさんの家の中で起こった事です。
これは当事者のAさんと炭治郎さん、善逸さんと伊之助さんに話してもらおうと思います。

2つ目は、鬼の異変についてです。これは僕から
話します。

3つ目は、これからの鬼殺隊の対応についてです。
これが、皆さんの中で一番重要だと思います。
それでは、1つ目からいきましょう。

Aさん、お願いします。」

「分かりました。最初から説明しますね。」

そう言って私は今までの事を説明した。
私の家系や呼吸について、古くからの言い伝えについても話した。

「そして、これがあいつの血鬼術で受けた傷跡です。カナヲさんの蝶屋敷で治療を受け、血鬼止めの薬を飲んでも治りませんでした。」

すると、柱の皆さんや爆血隊の方々の表情が変わった。

1番変わっていたのは珠世さんと愈史郎さんだ。

「珠世さん、血鬼止めは全ての血鬼術に効くのではないのですか？」

輝利哉様が問いただす。

「そうですね。私が開発した血鬼止めの薬は一応効くのですが、もしかしたらその鬼は鬼舞辻とは
全く関係ない鬼なのでしょう。
呪いを外してる事で間違いありません。

そして、鬼の血がない状態でお兄さんの体を支配している。
この時点でその鬼は完全な個体になったと思います。

これは、新しい血鬼止めを開発しないといけません。Aさん、後で血を調べさせてもらってもいいですか？手がかりになると思うので。」

「血をですか？別にいいですよ。」

「では、Aさんの傷の件は珠世さんに任せますね。では、炭治郎さん・善逸さん伊之助さん、その鬼と戦った時どんな事を感じましたか？」