壱~お館様と鬼舞辻無惨~ ページ3
Aside
何故思い出したのか皆に教えよう
今日外を散歩してたら急に何かが頭にぶつかってきて転んだんだよね
それで頭が痛くなって、ぶつかってきたものがたんご(Aの鎹鴉の鷹)で、思い出した
『たんご会いたかったよぉっ！！』
道端で座りながら鷹と頬を擦り寄せ合ってる5歳児は凄い変だと思う
だけど、私は気にも留めない位嬉しかった
そして私は1つの疑問が浮かんだ
『お館様とかって、居る？』
そう私が言うとたんごは頷いて案内してくれた
取り敢えず、前世の記憶を思い出しました
『この屋敷……やっぱり………』
見覚えのある屋敷
懐かしい匂い
懐かしい景色
懐かしい、全て
そして
産屋敷｢良く来たね、A｣
＿＿＿＿＿＿懐かしい、優しい声
『ｯ！お館様！！』
私は泣きそうになるのを堪えて跪く
産屋敷｢会えて嬉しいよ、A｣
『私も嬉しい限りです
又こうしてお館様の元に足を運べた事をとても嬉しく思います』
私、またお館様の前に居られてるんだ。
産屋敷｢Aは元気に過ごしていたのかな。記憶はいつ戻ったのかい？｣
『先程、たんごと衝突して戻りました』
産屋敷｢ふふっ、それは面白いね。
そうだ、君に今世の話を教えてあげよう｣
お館様が仰る事には
・鬼殺隊は政府公認だけど国の上の人しか知られていない
・鬼殺隊の人達は皆無個性
・亡くなったカナエさんや錆兎も生きている
・お館様の病気は今世はない
・鬼達は人間になって、鬼の姿にもなれる。個性は血鬼術と同じもので、人は食べない
ん？お館様何で鬼の事知ってるんだろう…
産屋敷｢嗚呼、それは教えて貰ったんだよ｣
『左様で御座いましたか』
今地味に心読まれてた………？
産屋敷｢心は読んでないよ。唯、Aは顔に出やすい所があるから分かりやすいんだよ｣
『なるほど…？
ところで、お館様は一体誰に鬼達の情報を教わったのでしょうか？』
産屋敷｢それは彼からだよ、聞いているのだろう？入っておいで、君も話をしよう
無残｣
『へ？』
｢分かっていたのか｣
奥の襖から出てきたのは
私が前世で最も憎み、追い求め
｢久しいな、A｣
最期に瞳に映し、抱き締めた彼だった
『えぇ…久し振りね、鬼舞辻無惨』
無惨｢相変わらずだな｣
『そっちもね』
『ねぇ、鬼舞辻無惨』
無惨｢何だ｣
『…約束、反省した？』
無惨｢…嗚呼、私は約束を守った｣
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鄰 - この続きが早く読みたいです！頑張ってくださいね。更新してくださるのを、待ってます！ (2020年8月11日 18時) (
レス) id: 2fe03115b5 (このIDを非表示/違反報告)
千歳(プロフ) - いつか 更新 してくださるの 待ってますね (2020年4月15日 17時) (レス) id: 6969ad9b43 (このIDを非表示/違反報告)
イマツギ(プロフ) - 話が気になります！ところでもう更新しないんですか？ (2020年2月19日 20時) (レス) id: e522761e6b (このIDを非表示/違反報告)
寝不足猫ﾁｬﾝ(プロフ) - とても面白いです！！更新頑張ってください！！応援しております！！ (2020年1月18日 18時) (レス) id: 4170bbe3e6 (このIDを非表示/違反報告)
りり - 緑谷出久の心境の話で、「十二鬼月の参」とありますが、「上弦の参」では？ (2019年11月24日 16時) (レス) id: 1693111f55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まくら | 作成日時：2019年10月27日 10時
