【鬼滅の刃】不死川の長女です。【キメツ学園】

7話 ページ8

sideA

兄さんはお仕事し始めました。

2階を掃除しましょうか。

玄弥｢わぁあ!!｣

何事！？

玄弥｢だから…！俺達の部屋はやらなくて良いってば！｣

あらあら…

A『だって貴方に任せたら中途半端にしますもん。』

玄弥は真っ赤になって抵抗してます。

A『ちゃんと布団は干すこと。窓を開けて換気すること。上から順に掃除すること。良いですね？』

玄弥｢うん…｣

天元｢ふぅん。如何わしい本とか置いてんのかァ？｣

玄弥｢そ、そんなんじゃ！｣

また赤くなってる…

天元｢俺もお邪魔させて貰うわー。｣

凄い人ですね…

玄弥｢ま、待っ！｣

実弥｢何勝手に人の部屋に入っとんだァ!!｣

わぁお…

お昼は何にしようかな。

A『あの〜…お昼ご飯は何に…』

天元｢結構な趣味してんな。｣

玄弥｢ち、違！それなんか家に来た奴らが忘れてった奴で…！…姉ちゃん！部屋に来ないでってば！｣

むぅ…

お昼ご飯の事聞きたかったのに！

天元｢姉ちゃんくれよ〜。｣

実弥｢顔の原型無くしても良い覚悟あるんだろうなァ。｣

玄弥｢あ、あの…｣

物静かな冨岡先生とか寡黙で真面目な悲鳴嶼先生を見習って欲しいものです。

A『あ、煉獄先生。お帰りですか？』

杏寿郎｢うむ！弟の稽古の時間が終わるのでな！｣

煉獄先生の弟さんって中等部の…

小さくても煉獄先生にそっくりなお可愛らしい弟さんでしたね。

A『はい、お気をつけて。』

杏寿郎｢うむ！ではまた学校でな！｣

見送りました。

A『さてと…』

天元｢不死川。｣

A『はい？』

天元｢真剣に俺と…｣

宇隨先生って髪下ろした方がカッコイイのでは？

そして、何故か迫ってきました…

俗に言う壁ドンとか言うものですか？

玄弥｢姉ちゃん…！｣

ぎゅうっと横から抱きしめられました。

玄弥｢姉ちゃん……！｣

A『なぁに、玄弥。』

実弥｢てめぇ、マジで覚悟出来てんだろうな？｣

もう…

玄弥｢姉ちゃんは渡さない！｣

A『何事。』

天元｢じゃあ卒業するまで待ってるわ。｣

どういうこと。

確かに卒業したらモラル的に大丈夫ですけど。



そして、宇隨先生も帰って行きました。

A『なんか疲れました。』

玄弥｢姉ちゃん…｣

子犬みたいにしゅんとされても…！

A『玄弥、お昼何が食べたいですか？』

実弥｢肉。｣

玄弥に聞いたのに。

玄弥｢姉ちゃんの肉じゃが…｣

私の背よりも大きくなっても可愛い弟は可愛いままですね。

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