38話 ページ39
sideA
A『あの…料理をしにくいから離れてください…』
玄弥「だって、兄ちゃん。」
実弥「どう考えたってお前の事だろ。」
右は兄さん、左は玄弥に挟まれました。
A『出前にしましょうか?』
玄弥「兄ぢゃん早く退けてよぉぉ!姉ちゃんの料理食べれなくなるのやだぁぁぁ!!」
なんか善逸くんが頭を横切ったのは気のせいですか?
実弥「テメェが退けェ!!」
はぁ…
A『あ、そうだ。お鍋にしましょ?』
実弥「ん。」
A『お手伝いしてくれる子、お姉ちゃん好きだなぁ。』
玄弥「する!」
うちの弟が単純で良かったと思います…
A『兄さん、上の棚からIHの…』
実弥「へいへい。」
玄弥「何鍋にするのー?」
A『常夜鍋にしようかと。』
簡単ですしね。
あとはちょっとのおかずでもつけときますか。
A『玄弥はテーブル片付けて、このお鍋を持って行ってくれますか?』
玄弥「はーい。」
素直でよろしい。
玄弥「食べたー。」
A『ふふ、お腹いっぱい?』
玄弥「んー。」
ウトウトしてますね。
実弥「おらァ、風呂入れ。」
玄弥「姉ちゃん……」
A『入っておいで、どこにも行かないですから。』
玄弥「頭撫でて。」
もう……
A『一緒に寝るお布団出して来ますから、その間にお風呂入っちゃいなさいな。』
頭を撫でて頬をさする。
玄弥「…うん。」
実弥「甘やかし過ぎた結果だぞ。アレが。」
A『そう言われましても…』
大きめの布団を出して乾燥機のスイッチを入れました。
A『弟は無条件で可愛いものですから。』
実弥「分からなくもねェけどよォ…」
食べた食器を片付けます。
実弥「弟ばっか甘やかしやがって…」
あらあら。
A『兄さんも甘えたいんですか?』
実弥「うるせェ、バーカ。」
甘えたいんですね。
片付け終わったのでソファー座ると
実弥「ふぁぁ…」
私を枕にして寝そうです…
玄弥「姉ちゃん上がったよ!」
A『ちゃんと髪乾かさないと風邪引きますよ…乾かしてあげるから座りなさい。』
るんるんと座りました…
甘やかし過ぎた結果なんでしょうね…
A『ま、そう言う兄さんも私達には激甘ですけどね。』
実弥「うるせェ。」
玄弥「何の話?」
A『内緒。』
実弥「玄弥は姉ちゃん好きか?」
玄弥「?当たり前じゃん。」
そんなさも当然のような…
実弥「そういう事だ。」
玄弥「???」
混乱してますね。可愛いと思います。
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サツキ - 面白さと可愛さが半端ないです!それと、宇髄の字が違うのに気づきました…。 (2020年2月2日 1時) (レス) id: 4e7951c323 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - はあああああ、、くっそ可愛いかよ死ぬ (2020年1月17日 9時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 自然ににやけてしまいました(°▽°)♪ 更新頑張ってください!続き、楽しみです!! (2020年1月12日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
するめ - 更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2019年12月31日 22時) (レス) id: 5967363577 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 面白かったです!玄弥と 実弥可愛過ぎこれからも頑張ってください!応援してます! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年12月5日 21時