22話 正月編 ページ23
sideA
おせちを作りました。
天元「もっと金粉つけようぜ!派手だろ!?」
そういうものではないです。
そして、元旦ぐらいは家で過ごされてもよいのでは?
天元「嫁が来ねぇから俺が来たまでよ。」
実弥「誰が誰の嫁だァァ!!」
清々しい元旦は何処へ。
玄弥「姉ちゃん…」
後ろから抱きしめないでもらえます?
A『どうしたの。玄弥。』
ぎゅうっと抱きしめたままです…
実弥「玄弥ァ。来い。」
?
玄弥「…ヤダ(小声)」
あらあら…
A『玄弥、お味見でもします?』
玄弥「する!!」
小皿に移して、お味見です。
A『どうですか?』
玄弥「美味いよ。」
おせちを食べたら神社にお参りですね。
玄弥「さみぃ…」
あら、あげたものを使ってもらえるのは嬉しいですね。
天元「俺の腕に捕まっても良いぜ。」
大丈夫ですよ。
天元「それとも派手に持ち上げてやろうか?」
結構です。
玄弥「姉ちゃん、手。」
実弥「A」
?
右手を玄弥に、左手を兄さんに握られました。
A『あ…あの…?』
玄弥「姉ちゃん、寒くない?」
貴方、温かいですねぇ。
実弥「コケるなよォ。」
転びません!
ガラガラ
パンパン
玄弥「姉ちゃん、長かったけど何お願いしたの?」
A『内緒。』
玄弥「えー…」
おみくじ引きましょうか?
A『あ!大吉ですぅ!あ、恋愛運二重丸です!』
玄弥「!?」
実弥「…」
あ、あの…
私を潰す勢いで抱きついて来ないでくれますか?
玄弥「姉ちゃん、好きな人居るの…?」
悲しそうにして…
A『そうですねぇ…好きな人というのは、どういう意味の好きな人か知りませんが。』
冷たい手を玄弥の頬に当てると少しビクッとしました。
A『好きな人と言われて最初に出てくる人は兄さんと玄弥ですねぇ。』
玄弥「…俺も姉ちゃん好きー。」
実弥「…クソがァ。」
わを。
A『暴言を言う兄さんは嫌いです。』
天元「ドンマイ。」
「…不死川、髪を黒染めに染めろ。」
新年早々、冨岡先生の生徒指導が入りました。
実弥「俺の妹は地毛だって言ってんだろォ!!冨岡ァ!!」
あらあら……
A『玄弥、帰って温かいお茶でも飲みましょうか。』
玄弥「うん。」
実弥「兄貴を置いて行くとはどういう了見だァ?」
私が言い出した事なので、玄弥の頭を鷲掴みしないでください…
A『兄さん、身体冷えたから早く帰りましょ。』
実弥「ん。」
許されました。
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サツキ - 面白さと可愛さが半端ないです!それと、宇髄の字が違うのに気づきました…。 (2020年2月2日 1時) (レス) id: 4e7951c323 (このIDを非表示/違反報告)
夜月─《 *無人* 》☆(プロフ) - はあああああ、、くっそ可愛いかよ死ぬ (2020年1月17日 9時) (レス) id: 7f57af0fb7 (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 自然ににやけてしまいました(°▽°)♪ 更新頑張ってください!続き、楽しみです!! (2020年1月12日 14時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
するめ - 更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2019年12月31日 22時) (レス) id: 5967363577 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - 面白かったです!玄弥と 実弥可愛過ぎこれからも頑張ってください!応援してます! (2019年12月30日 23時) (レス) id: 2e6efde964 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ペテン師 | 作成日時:2019年12月5日 21時