99話【華孤】 ページ23
華孤side
家を開けてから私は実家に帰った。実家は隣町の端っこの方にあって結構近いんだ〜バスに乗って30分くらい
私はバスに乗ってすぐ眠ってしまった、目が覚めると周りは森で生きてる心地も無かったからすぐに夢だってわかった。
??「君だれ?」
私とよく似た人が話しかけてきた、でも私と違って隊服みたいなのを着てたし月の髪飾りも付けてた
華孤「私は宇都宮華孤です。あなたは?」
??「私?私は宇都宮
華孤「ハハッそうですね」
華緒さんは刀を持っててその刀は紬ちゃんが使ってたモノと形は似ていたけど華緒さんの刀は霞がっかった月の模様が描かれてた
華緒「ねぇ華孤は鬼って信じる?」
華孤「おに?居たら凄いよね」
華緒「それが居るんだよ、それで私は明日までに鬼と対峙して死んじゃうんだ」
華孤「何でですか?まるで……」
まるで未来がわかるみたいに華緒さんは言った
華緒「分かるんだよ、私達は鬼と戦う…その為に呼吸を習得してるんだけど私の使う夜の呼吸は自分の死際が見えたり未来予知能力が付与されるからだよ」
私達ってことは他に誰か居るのかな?
華緒「ねぇ華孤ちゃん、1つお願いしていい?」
華孤「何ですか?」
華緒「私の大切なものを受け継いで欲しい」
華孤「え?」
華緒「この月の髪飾りを受け継いで?お願い」
華孤「ダメですよ…大切なものなんですよね?こんな見ず知らずの私に…」
華緒「大丈夫!私を信じて?」
華孤「でも」
華緒「あ、時間だ。
次の瞬間に私は意識が浮上する感覚に襲われた
目が覚めると私は手に華緒さんの月の髪飾りを握っててよく分からなかったが今は考えないでおこう
華孤「よし、降りよ」
家に着くとそこは地獄だった、手入れされず無造作に伸びた雑草や赤黒い血の跡……見るに堪えない
華孤「(確か蔵はあっち)」
蔵に着くと結構綺麗ですぐに探し物を見つけることが出来たんだ。
捜し物っているのは誰も使ってない新品のように綺麗な日輪刀と言われる刀と夜空が描かれた羽織そして呼吸の事が書いてある書物。
華孤「見つけた…これで呼吸の練習が出来るんだ」
私が日輪刀を握ると華緒さんと同じ模様が浮かんだ
──さらに5日後──
期限まであと2日だ、書物に書いてある通りに練習や鍛錬をしているし睡眠時間なども削っているけどかなりキツいし今にも死にそうだ
華緒「ねぇ華孤…?」
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闇姫(プロフ) - 更新できましたぁ! (2021年8月27日 19時) (レス) id: aeb4d97102 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - 久しぶりに、更新します! (2021年8月27日 18時) (レス) id: aeb4d97102 (このIDを非表示/違反報告)
咲華(ipad)(プロフ) - 更新しましたぁッ!! (2021年4月1日 16時) (レス) id: 6c90de1c69 (このIDを非表示/違反報告)
咲華(ipad)(プロフ) - お久しぶりに更新させていただきます! (2021年4月1日 15時) (レス) id: 6c90de1c69 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - 更新しました! (2021年2月2日 20時) (レス) id: aeb4d97102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲華(ほの) x他2人 | 作者ホームページ:http://hono
作成日時:2020年9月27日 18時