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先生×生徒 ジュノ編 ページ6
ここ最近私は図書室に通い詰めている
その理由は図書室のジュノ先生
ジュノ先生の姿が見たくて毎日ここに来ては本を読んでいる
ただ、引っ込み思案な私は全く話せない
でも見られるだけで幸せだからいいの、喋れなくても
あ、この本…私が読みたかったやつ
高いとこにあるなぁ
取れない…
ＪＨ「…これ?」
『えっ、あっありがとうございます』
優しい…てか何気に初めて話した
やば…嬉しい…
ＪＨ「……もう、閉めるけど」
『あ、はい』
気づけばもう下校時間は過ぎていて
外は真っ暗
もう帰らなきゃ…
この本面白かったなぁ…
ＪＨ「…その本」
『え』
ＪＨ「その作者の本面白いよ
ここにいっぱいあるから
また読みに来たら、」
そう言う先生の顔は少し、ほんの少し
赤く染まっていて
先生の気持ちを知りたいと思って
私はまた図書室に通い詰めるのだ
FIN
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作者名：kim chuchu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kimchuchu/
作成日時：2020年2月29日 7時
