気まずい兄弟に挟まれて。

日常。 ページ18

あれから、何日か経った日のこと。




放課後、後輩の岡本くん(通称おっか)に教室に呼び出された。





何だろ、委員会のことかな...？





A「どしたん？おっか。」



岡「好きです！僕とお付き合いしていただけませんか！！」



え、ちょ、急すぎるこの子。話が急すぎる。



A「.....え、おっか、え、え、え、え。」



岡「A先輩の恋愛対象に僕なんか入ってないことは分かってます！でも、僕と、付き合ってみませんか！？」



A「.....ごめん、なさい。」



岡「...彼氏とか好きな人とか居るんですか。」



A「居らへんけど...」



岡「なら、「でも！」A



A「おっかとは、付き合えへん。"付き合う"って、お互いが好きで初めて成立すると思うねん。やから、おっかとは付き合えへんし、好きな人ができるまで、誰とも付き合う気はない。」



岡「A先輩の、そういうとこ、大っっっ好きです！わかりました！じゃあ、俺に惚れさせます！」



A「ふははは、頑張れー。笑笑」



岡「今から、一緒に帰りましょう！」



A「え？まあ、ええけど。」

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