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渋「なんかヒントない？」
「え、」
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ちょっと待って、と言って両手に抱えたCDをレジの横に置きに行った
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もしかして探してくれるの
意外といい人な感じ？
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「あの、ＣＭで流れてて、いいなと思って」
渋「どんなＣＭ？」
「橋の上でカップルが歌って抱き合って〜、みたいな。」
渋「情報量少な。」
「…ごめんなさい。」
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俺、最近テレビ見んからな、と言いながら
ショップのロゴがかかれたエプロンのポケットからスマホを取り出した
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渋「誰が出てるやつ？」
「えー、誰だっけ」
渋「ようそんなんでＣＤ借りに来たな。」
「ごもっともです。」
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すごい速さでフリック打ちする店員さん
しばらく、スマホと葛藤してる彼を黙って見つめる
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よく見ると整ってる顔だな
鼻高いし、目ぱっちりだし
眉間に寄った皺とぱっつん前髪が気になるけど…
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渋「これちゃう？」
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急に顔を上げた彼と、ばちっと目が合っちゃうもんだからすごく恥ずかしい
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どうやって、調べたのか分からないけど
彼のスマホから流れてきたのは紛れもなくあの曲で
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「あ！これです！これです！すごいですね！」
渋「せやろ？」
なんて、ドヤ顔をかましてきた
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美穂 - 初めまして。本当に心臓がはりさけそうな衝撃でした。寂しいと応援したい気持ちの葛藤です。まっしゅさんの作品は関ジャニ∞メンバーに対する愛がたくさん込められていて大好きでした。素敵な作品を読ませていただいて、ありがとうございました！ (2018年4月15日 20時) (携帯から) (
レス) id: 70af02b709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっしゅ。 | 作成日時：2018年4月14日 18時
