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駅前にできたレンタルショップ
なんとなくＣＤが借りたくなって、バスが来るまでの暇つぶしに寄ってみる
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渋「いらっしゃせー。」
まだ新しい自動ドアから店内に入れば奥から緩い挨拶が聞こえてきた
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レジには、20代くらいの男の人が一人
ヘッドホンで耳を塞いで、何かを書き込んでいる
店内を見渡しても店員さんは彼しかいなさそうだし
なんで私が来たこと分かったんだろ
そんなことを考えながら、ぐるっと店内をぶらつく
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思い浮かべるメロディー
ＣＭで流れてて気になった曲を探しに来たけど、アーティスト名も曲名も分からない
メロディー頼りに見つけるなんて不可能に近いよな
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なんとなく、バンド曲のような…
そう思って、ロック、バンド曲が置かれているスペースに行ってみる
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渋「…なに探してるん？」
後ろからそう声が聞こえて振り返れば、さっきレジにいた男の人
眉間にはくっきりと皺が寄っていて、いかにも不機嫌そうな顔
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そんなに嫌なら話しかけなきゃいいのに…
こっちだって言いづらいじゃない
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「えっと、ＣＤ探してて、」
渋「誰の？」
「あ、それが分からなくて」
渋「タイトルは？」
「えーっと、なんでしたっけ。笑」
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恐る恐る彼の顔を覗き込む
ほら、また眉間の皺が深くなっちゃったよ
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美穂 - 初めまして。本当に心臓がはりさけそうな衝撃でした。寂しいと応援したい気持ちの葛藤です。まっしゅさんの作品は関ジャニ∞メンバーに対する愛がたくさん込められていて大好きでした。素敵な作品を読ませていただいて、ありがとうございました！ (2018年4月15日 20時) (携帯から) (
レス) id: 70af02b709 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっしゅ。 | 作成日時：2018年4月14日 18時
