お酒と甘えたくん

飲み会2 ページ3

そう言えば、流星は、
「んふふ」と可愛らしくはにかむ。

流 「さっきから、他のメンバーとばっか話してる、のんに嫉妬したって言ったら、どうする？？」

まさかまさかの、嫉妬で、甘えたになってる流星。


……かわええ。

1人可愛さに葛藤していれば、
いきなり引かれる腕。

流 「今日はぎゅーしてくれないん？
りゅう、寂しかったのに。」

確信犯なんやないか。
メンバーを見れば、流星に見惚れる5人。

だから、見せたくなかったのに。
みんなから隠すように流星を抱きしめる。

そうすると、
流 「のんの匂いや〜。」
なんて呑気なことを言う流星。

ほんま、無自覚すぎて困る。
絶対5人、流星に惚れたやろ。

特に濱ちゃんと照史。
顔デロッデロやねん。

望 「りゅう、あんまかわええこと言わんといて。
可愛いりゅうは俺だけ知ってればええねん。」

聞いてるのか聞いてないのか、
返事がなくて流星の顔を覗き込めば、
真っ赤な顔をした流星。

破壊力ありすぎやで、自分。

流 「可愛ないし…！…のんが、かっこいいのも俺だけ知ってればええもん。」

そう言うのがかわええねん！！！
あーーー、ほら、もうメンバー全員、
流星の虜やん。
「流星、可愛すぎやろ…」
って呟いたの、俺聞き逃してへんからな。

メンバーに威嚇をしていれば、

流 「のん、りゅうのこと見て？
りゅうな、のんのことだーいすき。」

そう言って、
俺のほっぺにちゅーした流星。


固まる俺とメンバー。


もう限界。
望 「流星、帰るで。」

流 「んえ？！のんっ？？」

流星が悪いやから。
今日は覚悟してもらうで。

end.


2人が帰った後のメンバー。

濱 「流星が受けやったんな…。
でも、かわえかった…。」

照 「あれは…破壊力ありすぎやんな。」

淳 「でも、流星に手出したら、
その日が俺ら命日やで。望の顔思い出してみ。」



淳太の一言に、みんな背筋を凍らせたのは言うまでもない。

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