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side キヨ
『ちょ、え、キヨくん上手くない？！』
「っ、そういうAこそ！」
場所は変わってゲーセン。着いた途端にAがガンシューティングをやりたいと言うので早速やっていた。なんとなく負けたくなくて本気でやってるけど、こいつエイム上手すぎねえ？ほとんどヘッドショットしてんだけど。
『〜〜絶対負けたくない！』
「俺だって負けらんねぇ」
ひたすら目の前に湧き出てくるゾンビを撃ちまくっていく。チラッとお互いのスコアを覗きみると、どっこいどっこいでちょっと俺の方が勝ってるくらいだった。あと少しでゲームも終わる。
「っしゃ！」
『うわぁ！負けた……』
画面にはスコアが映し出されていた。勝ったといっても本当に僅差しかなかった。こいつ、レトさんよりゲーム上手いんじゃねえか？
『これお兄にも負けたことないのに…キヨくんてゲーム上手なんだね』
「まあ伊達に実況者やってねえからな！」
『悔しいな〜…あ、キヨくん！次あれやろ！』
「おー、どれでもいいぜ！全部俺が勝つけど」
『1個くらい勝ってやるし！』
その後もひたすら色んなゲームをやった。リズムゲームとクイズゲームは負けたけどそれ以外は全て勝った。クイズゲームはAの圧勝だった。実はこいつめちゃくちゃ頭いいのでは？
『はー、楽しかった！付き合ってくれてありがとうキヨくん』
「俺の方こそ楽しかった」
チラリとスマホを見ると時刻は21時半を過ぎたとこだった。名残惜しいけどそろそろ解散しなきゃうっしーが怖いしな。
「送ってく」
『え、行きも迎えきてくれたのに申し訳ないよ』
「俺が送りたいんだけど、駄目？」
『…ううん、嬉しい。ありがとう』
ゲーセンを出て2人で肩を並べて歩き出す。なんか今日だけですっげえ距離が縮まった気がしてめちゃくちゃ幸せを感じてるわ俺。ついこの間出会ったばかりなのにこんなに愛しいと思うなんて、俺おかしいのか？
「あの、さ」
『うん？』
「またこうやって一緒にゲームしたい」
『私も！また一緒に遊ぼ！約束！』
ただの口約束だけでこんな嬉しくなるなんて、マジで俺気持ち悪いな。でも不思議とそれが嫌じゃない。
幸せな時間は直ぐ過ぎてしまうもので。気付くともうすぐうっしーの家に着くところだった。…このまま着かなきゃいいのに。それでも現実は非情で、俺達は家の前に着いた。
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もちもちもちこ(プロフ) - あみさん» 久しぶり！コメントありがとう！！全然気にしないで！私もこの小説全然続きかけてないし…書けよって話なんだけどさ…。またコメントしてくれて嬉しいよ、ありがとね(＾ν＾) (2021年6月10日 7時) (
レス) id: 05277b2997 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 久しぶり！(?)この小説やっと見つけれてよかった。少し飽き期ができてしまって、またはまって、ずっと来てなかったから謝りたかったです。本当にごめんね！完結おめでとう！！ (2021年6月8日 3時) (レス) id: ff5e218d90 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもちこ(プロフ) - らんらんさん» コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです…！ちゃんと完結させられるように頑張ります！ (2021年2月1日 21時) (レス) id: 8f71c3af38 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもちこ(プロフ) - あみさん» 私も全然更新できてなくてごめんよ･･･完結できるように頑張るね！ (2021年2月1日 21時) (レス) id: 8f71c3af38 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん - めちゃくちゃ好きです。更新楽しみにしてます！！ (2020年12月24日 8時) (レス) id: c8e375b8ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちもちこ | 作成日時：2020年8月18日 22時
