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side A
『ちょ、キヨくん！！私も出すって！！』
「いや、マジでいいって！」
お会計の時自分が食べた分を支払おうと思ったら、キヨくんがカードで払ってくれたので店を出て代金を支払おうとしてるのだがキヨくんが受け取ってくれない。美味しい牛タン屋を教えてもらって、あんな愚痴みたいな話聞いてもらって更には奢ってもらうなんて流石に申し訳なさすぎる…！！
『ほんと色々申し訳ないから、払わせて！』
「…じゃあ、次ご飯行った時はAが奢ってよ」
『！うん！もちろん！』
さりげなく次もご飯一緒に行けるんだ、って思って少し嬉しい。次は私が美味しいお店探しておこうっと。
「…んじゃ、帰っか」
そう言ってキヨくんは歩き出した。スマホで時間を確認する。時刻は20時をちょっと回ったところだった。
『…まだ、帰りたくないな』
「…え」
その言葉が口から漏れたのは本当に無意識で。言われたキヨくんも驚いて振り返ってたし、言った私も驚いて口に手を宛てた。
『あの、ほら！キヨくんと居るの凄い楽しいし、まだ20時だし！！なんか帰るの勿体ないなって！！』
慌てて言葉を繋ぐ。いや、なんかこれ逆に不自然じゃん！すごい取り繕ってる感あるじゃん！！どうしたんだろ、私。キヨくんの前だと、なんか、変。
「…うっしーは大丈夫なの？」
『あ、うん！22時までには帰れって言ってたけど…』
「そしたら、ゲーセンでも行く？」
『！うん！！行きたい！』
まだ一緒に居れることが嬉しくて、つい大きな声で返事をする。なんだろこれ。なんか私凄い浮かれてる。
「じゃ、行こうぜ」
『うん！私こう見えてシューティング得意なんだー！』
「なら対戦すっか！」
『いいね！負けないよー！』
肩を並べて歩く。改めて見ると、キヨくん背高いな。見上げないと顔見れないや。キヨくんの顔を見る。あ、キヨくんと目が合った。え、デコピンされた。痛っ。ジトっと睨むとキヨくんは楽しそうに笑った。
「前見て歩かねーと危ねーぞ」
『…キヨくんだって前見てなかったじゃん！』
「俺は視界広いから見えてるんですー」
『嘘だぁ！！』
他愛もない話をしながらゲームセンターまでの道を歩く。この時間がずっと続けばいいのに、なんて思ったりする。…私、キヨくんのこと、気になってるのかな？
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もちもちもちこ(プロフ) - あみさん» 久しぶり！コメントありがとう！！全然気にしないで！私もこの小説全然続きかけてないし…書けよって話なんだけどさ…。またコメントしてくれて嬉しいよ、ありがとね(＾ν＾) (2021年6月10日 7時) (
レス) id: 05277b2997 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - 久しぶり！(?)この小説やっと見つけれてよかった。少し飽き期ができてしまって、またはまって、ずっと来てなかったから謝りたかったです。本当にごめんね！完結おめでとう！！ (2021年6月8日 3時) (レス) id: ff5e218d90 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもちこ(プロフ) - らんらんさん» コメントありがとうございます！！めちゃくちゃ嬉しいです…！ちゃんと完結させられるように頑張ります！ (2021年2月1日 21時) (レス) id: 8f71c3af38 (このIDを非表示/違反報告)
もちもちもちこ(プロフ) - あみさん» 私も全然更新できてなくてごめんよ･･･完結できるように頑張るね！ (2021年2月1日 21時) (レス) id: 8f71c3af38 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん - めちゃくちゃ好きです。更新楽しみにしてます！！ (2020年12月24日 8時) (レス) id: c8e375b8ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちもちもちこ | 作成日時：2020年8月18日 22時
