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END.2/ありがとう ページ6

私は、私の大切な人のために










私のお友達も、天乃も、殺して歩いた










みんなは死なない。復活させている人がいるから










だからその人を探して歩いていた










いや、きっと神社にいる。










神社の前に行くと、私の大切な人が立っていた。










今話してしまえば、今記憶を戻せば、










猿山先生はきっと私を止めるだろう










だから、そのまま通り過ぎた。










rd「さっき、天乃が言っていた。Aという子が」










rd「俺を探すのを手伝ってくれたと」










rd「俺…思い出したよ。なぁ、A」










『猿山先生』










rd「ごめん、苦労かけて。だから、もうやめよう」











『…私は、私の大切な人に、幸せに生きて欲しい』










rd「俺も。だから、」










『だから、絶対に殺させない。』










rd「俺は鬼だから、ダメなんだよ…。生きてちゃ」










『じゃあ、この神社の神様に願う』










猿山先生が、鬼じゃなくなりますように










「生贄は、俺だ」










ふわふわと浮く猿山先生が見えた。










『ありがとう、私の大切な人。』





〜Happy END〜

解説/1話〜4話→←END.1/お疲れ様



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作者名: | 作成日時:2022年11月3日 2時

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