不気味 ページ46
ヨモギ視点
放課後、私は門へと向かった。
そこには知り合いのお姉さんが働いていて、その差し入れでもしようと思ったのだ。
持って行くのは別に高い物では無い、気を使わせない様にコンビニ等で売ってある様なチョコ菓子を2個買った。
一つはその人用に、もう一つは上司さん用だ。
お菓子を食べているとどこからともなく現れるらしく、スズメ捕まえる時の様な簡易的な罠でも引っ掛けるんじゃないかと試したら本当に引っ掛ける程甘い物好きらしい。
ちなみに買ったのは○ッキーとたけ○この里だ。
ポッ○ーは分けやすいし、た○のこの里はその人が好きなお菓子だから買った。
私はきのこの山の方が好きなのだが。
目的地に着いたのでその人を見付け、差し入れを手渡した。
？？「ありがとね、ヨモギちゃん。○けのこの里いる？」
ﾖﾓｷﾞ「いらないです、きのこ派なので。」
？？「えー、人気投票でこっちの方が勝ったよ？」
ﾖﾓｷﾞ「でも手に粉が付いて汚れるじゃないですか。」
？？「科学的にもこっちの方が美味しいよ？」
ﾖﾓｷﾞ「でも手に粉が付いて汚れるじゃないですか(大事な事なので2回言いました)」
？？「とにかく手を汚したく無いんだね。」
そんな他愛もない会話をしていると急に照明がフッと消えた。
周囲の人は突然の出来事に慌てている様だった。
？？「機材に何かあったのかも知れない、ごめんヨモギちゃん。また後で！」
薄暗い中人を上手い事避けつつ、スタッフオンリーの部屋へ向かって行った。
その後、照明はまた光り直した。
でもまたトラブルがあってはいけないので門の接続は一時的に区切られる事になった。
文句を言う人が溢れて対応に忙しそうだったので、私はそのまま帰ることにした。
先程まで私が居た場所は照明器具の検査の為、入る事が出来なかった。
今はその場所に落とした物の持ち主が入れろと警備員に訴えていた。
勿論照明はついておらず、モニターも真っ黒だった。
さっさと帰ろうと前を横切ろうとすると、モニターから光が発せられた。
驚いてモニターの方を向くと、不快なノイズに砂嵐が流れていた。
一人の女性が金切り声を上げた事により、不安は感染していった。
その後すぐに消えたが、みんな不気味がっていた。
(まぁ、私達も種族によっては不気味がられているけどね。)
そう思いながら、帰り道を歩いていた。
照明はつかないのにモニターだけがノイズと共に砂嵐を流す。
確かにちょっと怖い、そう思ったので私は帰る足を速めた。
ラッキーアイテム
お父さん元気もりもり
ラッキー人外
鵺
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ソトド(プロフ) - ネコの大罪さん» 本当ですね…(´･ω･)気付きませんでした、ありがとうございます。頑張ります！ (2019年3月7日 18時) (
レス) id: 05a0b1f883 (このIDを非表示/違反報告)
ネコの大罪(プロフ) - すみません、３7ページ「食費」で、トントンとロボロでは行かせないのところがコネシマとシャオロンやと思うんですが。違ったらごめんなさい。 あと、面白かったです。これからも頑張ってください！ (2019年2月27日 8時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
ソトド - 猫(=^ェ^=)さん» ありがとうございます！マイトですね、メモしておきます_φ(^^ )ﾒﾓﾒﾓ (2018年10月29日 19時) (レス) id: 1f5401cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(=^ェ^=)(プロフ) - 何時も小説見させていただいてます！犬の名前は「ﾏｲﾄ」とかどうですか？← (2018年10月29日 19時) (レス) id: 73160798da (このIDを非表示/違反報告)
ソトド - 玲奈の日記さん» ギリギリセーフです(^^)更新頑張ります！ (2018年8月29日 21時) (レス) id: 1f5401cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソトド | 作成日時：2018年7月1日 20時
