朝 ページ17
早く起きて、弁当と朝食を作る。
あの二人もいるので、いつもより早く起きたしご飯も多めに作った。
朝食は作り終え、次に二人分の昼食をプレートの上に盛った。
いわゆるワンプレートってやつだ。
洗い物が少なくて楽だから。
あら方出来たので、二人を起こしに向かう。
二人が寝てる部屋は元々父の部屋になるはずだった。
本当は、高校に通う俺と職場に家から向かうには少し遠かった父がそれぞれ行きやすい様にと２ヶ所の中間ほどの距離のここを借りたのだ。
しかし、父の仕事が忙し過ぎて寮に暮らす事になったのでこのそこそこ広い部屋に一人暮らしする結果になったのだ。
物置きと化していたが何とか片して使える様にした。
まだごちゃごちゃしているが、後でキレイにするつもりだ。
暇だったら。
「シャオローン、コネシマー、起きろー」
ドアを開けながら呼んでみたが、二人はまだ寝ていた。
起きる気配が一向に無い。
(それにしても寝相悪すぎるだろ…)
コネシマは枕があった場所に足を、足があった場所に頭を置いて爆睡してる。
そしてシャオロンの顔面を蹴ってる。
シャオロンは頭と足の位置はかろうじてズレて無いものの、かかとがコネシマの首に乗ってる。
一応丁度いいくらいの毛布を用意していたのだか、少し離れた床にぐしゃあってなっていた。
「おーい！起きろー！」
そう言いながら揺さぶるも、変わらなかった。
(仕方ないか…)
俺は姿を狼に変えた。
それで４本足で二人に乗っかる。
そして…
(早く起きない二人の自業自得だからな)
思いっ切り跳ねた。
人状態に比べて軽いのだが、これは結構痛いらしい。
ちなみにちょっとづつズレて腹に乗ったりした。
流石に起きた様で、腹を抑えながら起き上がった。
「おはよう、もう少し早く起きろよ。」
ｺﾈｼﾏ「だとしても他の起こし方があるやろ…」
ｼｬｵﾛﾝ「痛ぇ……マジで痛ぇ…」
「朝食出来たぞ、もう置いてるからな。」
俺は人状態に戻り、部屋を出た。
食器も洗い終わり身支度を整え、鏡の前に立って確認する。
「よし、オッケー。」
ｺﾈｼﾏ「A何処か行くん？」
「学校。あぁ、忘れてたけど、キッチンに昼食置いてあるからな。赤いお椀の奴はレンジで温めて食べろ。」
ｼｬｵﾛﾝ「りょーかーい。」
レンジなどの家電は、昨日の夜二人が聞いてきたので多分分かってるだろう。
「じゃあ、行ってきます。」
ｺﾈ/ｼｬｵ「行ってら。」
俺はいつもどうり、家を出た。
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ソトド(プロフ) - ネコの大罪さん» 本当ですね…(´･ω･)気付きませんでした、ありがとうございます。頑張ります！ (2019年3月7日 18時) (
レス) id: 05a0b1f883 (このIDを非表示/違反報告)
ネコの大罪(プロフ) - すみません、３7ページ「食費」で、トントンとロボロでは行かせないのところがコネシマとシャオロンやと思うんですが。違ったらごめんなさい。 あと、面白かったです。これからも頑張ってください！ (2019年2月27日 8時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
ソトド - 猫(=^ェ^=)さん» ありがとうございます！マイトですね、メモしておきます_φ(^^ )ﾒﾓﾒﾓ (2018年10月29日 19時) (レス) id: 1f5401cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
猫(=^ェ^=)(プロフ) - 何時も小説見させていただいてます！犬の名前は「ﾏｲﾄ」とかどうですか？← (2018年10月29日 19時) (レス) id: 73160798da (このIDを非表示/違反報告)
ソトド - 玲奈の日記さん» ギリギリセーフです(^^)更新頑張ります！ (2018年8月29日 21時) (レス) id: 1f5401cbd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソトド | 作成日時：2018年7月1日 20時
