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『その、さ。

明け方どんな夢見てたん?』


玄弥
「それは………」


『ま、言いにくいなら別に良いで。

ちょい気になっただけやから。』


玄弥
「その………兄貴の、夢です。」


『お兄ちゃん?』


玄弥
「はい…しばらく見てなかったんスけど…」


『そっか…。』


玄弥
「え、あ、その、戻りたいとかではなくて…」


『えっ?』


玄弥
「その…、実は俺、小さい頃、兄貴に酷いこと

言っちゃって。

それから、ずっと話せてないんです。」


『あぁ…、成るほどね。

それで今も罪悪感があるってか?』


玄弥
「罪悪感って言うか……。

…今でも、兄貴は口を利いてくれません。

多分、俺が鬼殺隊に入ったのが

気に入らなかったんだと思います。

だって、いっつも"鬼殺隊辞めろ"って

言われるから…」


『まぁ〜…、そりゃあ言う内容にもよるけど。

酷いことって、どんなこと言ったん?

あ、勿論言えそうにないなら良いけど。』


玄弥
「その…………、俺、そん時に鬼に襲われて、

兄貴が斬って(助けて)くれたんです。

でも、それは俺のお袋で……。」


『んで、パニクってヤバいこと言ってもた、

ってこと?』


玄弥
「はい…。」


『なら分かってると思うけどな。』


玄弥
「えっ?」


『そりゃあだってさ。

目の前でお母さん●されてたん見たら

誰だってパニックなるやんか。

私だってなると思う。

やから、未だに根に持ってるってよりかは、

なんか他の理由があるんちゃうか?

例えば、自分と同じ思いをしてほしくない、

とか。あとは単純に●んでほしくないとか。』


玄弥
「!!!」


『で、提案やけどさ。』


玄弥
「?」


『次それ言われたら、"ありがとう"って

返したり。

そしたらホンマの気持ちも分かるはずやから。』


玄弥
「!…やってみます。」


『それで良し!笑』














…さて。


気持ちを切り替えて、明日の計画を

考えるぞーー!!!

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設定タグ:鬼滅の刃 , 刀鍛冶の里編 , 逆トリップ   
作品ジャンル:ギャグ
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ゆうり - わぁい(笑) (7月20日 23時) (レス) id: 02cb98763f (このIDを非表示/違反報告)
ネオンライト - フフ、かぁいいですねぇ…(((((蹴 (7月17日 10時) (レス) id: 1121998891 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - すみません!誤字りました… (7月16日 22時) (レス) id: 02cb98763f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - はち!こちらこそよろしくお願いします! (7月14日 20時) (レス) id: 02cb98763f (このIDを非表示/違反報告)
ネオンライト - いつもありがとうございます!今作品もどうかよろしくお願いします! (7月14日 7時) (レス) id: 1121998891 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ネオンライト | 作成日時:2023年7月13日 8時

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