続 ※NOside ページ38
(約一時間後)
しばらくすると、ゆかりが目覚めた。
と同時に、ものすごい勢いで泣き出した。
その声で、柚葉が飛んできたのは
想像に難くないだろう。
もっとも、今は落ち着いているが。
『その…、一体、何があったんですか……?』
Aは、恐る恐るそう尋ねた。
するとゆかりは、ゆっくりと話し出した。
ゆかりには、付き合って2年になる
中川 奏と言う彼氏がいた。
今年、絶対に結婚しよう、とまで言っていた
ほど、仲が良かった。
…だからこそ、此度の悲劇は起きたと言えよう。
そう、それは。
【回想】
ゆかり
「それなら、これは…」
《〜♪》
ゆかり
「ごめんなさい、電話が鳴ったみたいだわ。
柚葉ちゃん、これお願いできる?」
柚葉
「はい、勿論です!」
ゆかり
「……………はい?」
医療関係の方
「…落ち着いて聞いてください。」
ゆかり
「?はい?」
医療関係の方
「……21:13、●●市の道路にて…、
中川 奏さんと見られる遺体が
発見されました。」
その一本の電話が、訃報を告げるものだった
からであった。
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ゆうり - わぁい(笑) (7月20日 23時) (レス) id: 02cb98763f (このIDを非表示/違反報告)
ネオンライト - フフ、かぁいいですねぇ…(((((蹴 (7月17日 10時) (レス) id: 1121998891 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - すみません!誤字りました… (7月16日 22時) (レス) id: 02cb98763f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - はち!こちらこそよろしくお願いします! (7月14日 20時) (レス) id: 02cb98763f (このIDを非表示/違反報告)
ネオンライト - いつもありがとうございます!今作品もどうかよろしくお願いします! (7月14日 7時) (レス) id: 1121998891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネオンライト | 作成日時:2023年7月13日 8時