【刀鍛冶の里編】新居に引っ越したと思ったら、人が降ってきた(物理)。４

二十三日目　月曜日 ページ26

『…くぁェ』


え？あの後？


そりゃあ、バッチリ映画見たけど何か？


哀絶
「お早う」


『おはよ。今日は早かったんやな。』


哀絶
「ああ。実は４時台から起きておった。」


『いやマジかw』


哀絶
「まぁ寝たのが１０時前じゃったからのう」


『完璧な健康優良児やんけ』←


てことで朝御飯作ってっと(


『イタリアス。』


哀絶
「いただきます」


『……くぁぁ…、眠ぃ。』


と、


《ドォン！ザァァァァァァ…》


哀絶
「………かなり降っておるのう」


『うわ、最悪！！！』


なーんーでーこーうーなーるーのーー？！


『初日から勘弁してくれよメアリー…』


哀絶
「それは新種のネタか？」


『多分？まぁ大体マイケルかケビンか

キャシーやからな。』←


てかワイの語彙いつの間に覚えたんや。


『じゃ、検定でも受けてみる？』


哀絶
「だが断る。」


『おっ、流石！w』


哀絶
「………一つ良いか？」


『？』


哀絶
「もしも儂らが居なくなっても、絶対に

忘れるでないぞ。」


『そっちこそな。てかまだおらんくなるのは

決まったことちゃうけど。

てか、そのためにあの計画やってるんやし。』


哀絶
「ﾌｯ…そうじゃったな。……御馳走さん。」


『へい。』


哀絶
「ついでにAの分もやってやる。

ここへ置いていけ。」


『いや良い良い！

自分のぐらい自分でやるで？！

それにまだ時間たっぷりあるし！』


哀絶
「良いのじゃ。ここに居られるうちに、

儂がお前に出来ることを、出来るだけ

やっておきたいのじゃ。」


『あぁ、成るほどね。ほなら一緒にやる？』


哀絶
「ああ。」


と、


益魚儀
「ヒョヒョッ、これはこれは、まるで新婚の

ようですねぇ…笑」


『あーっ、もう、そう言うこと言わんの！』


益魚儀
「ヒョヒョヒョヒョヒョ…笑」


『……何か、前にもこんなことなかった？』


哀絶
「前と言うか、二日前じゃな」


『あ、そっか。あれ休日やったな。

何かもう、毎日色々ありすぎて遠い昔の

記憶になってたわ。』


哀絶
「じゃろうな。儂も、ここに来てからは

時間があっという間じゃ。」


『……………』


…こうしてられんのもあとちょっとなんかな。



















…でも、それなら尚更。


『……上手くいくと良いな。』

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