【刀鍛冶の里編】新居に引っ越したと思ったら、人が降ってきた(物理)。３

続 ページ7

『そんじゃ、マジで行ってくるわ。』


蜜璃
「行ってらっしゃい！」


鋼塚
「…おい、これを持っていけ。」


『うん？どうしたんですか？』


それにしても珍しいな。


鋼塚さんの方から喋りかけてくるなんて。


鋼塚
「今日は雨が降るそうだ。」


『え、マジですか！？ありがとうございます！汗』


ということで、いざ、初戦へ出陣！！！



(約一時間半後)



げ、集合場所ここやんな…？


四階って言ってたよな…？？？(震え声)


それにしても、すんげぇ綺麗やな。


私立大学みたいや。


？？？
「！もしかして、新用受かったんですか？」


『えっ？あ、はい！』


？？？
「なら、一緒ですね！お…じゃなくて、私も一緒です！」


『あっ、てことは、同僚…？！』


柚葉
「はい！あ、私は早川 柚葉っす、よろしく！」


『川田 Aです、よろしく！』


柚葉ちゃんか。


なんか、クセ強そうやな。


あ、もちろん良い意味で。


悪い人じゃないんは、一目見たら分かったからな。


柚葉
「ところでその…あ、もうタメで良いか？」


『もちろん！』


柚葉
「へへ、ありがと。…ところでさ、Aちゃんは、どこから来たんだ？」


『えー…っと〜…汗』


昨日記事が出たばっかりの…とも言えんし…


どないしよ…()


柚葉
「まぁいいや、オレは…あ、一人称オレなんだ、そこんとこよろしく。」


『俺っ子…、ホンマにおったんや、なんか感動…！』


柚葉
「へへ、面白い奴だな、Aちゃんって。」


『ありがと。……で？』


柚葉
「そうそう、オレ実は、長野から来たんだ。」


『あっ、え、そうなんや！』


てかどこから来たって、そう言うことか！！！←


『私は一応関西圏出身やで！まぁ、今住んでるとこはド田舎やけど…』


柚葉
「そうか。じゃあ、一緒だな！」


『？』


柚葉
「オレの実家も、かなり田舎なんだよな。逆に今は、都会のおんぼろアパートに住んでるけど。」


『成るほど〜。』








そうこうしてたら、ドアの前まで来た。


『……失礼しま〜す…？』
















フリーズするまで、あと三秒。

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