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十五日目 貴方side ページ20

大倶利伽羅さんと山姥切さんが凄いスピードで運び出してくれたため、刀運びはすぐに終わった。


『では、本体を大広間に持って行きましょうか。』

切国「どうやって運ぶつもりだ?」

『私のお友達に手伝ってもらうんです。』


私が手をパンパンッと叩くと、目の前に大きな黒龍が現れる。
龍は私に気がつくと、喉を鳴らしながら嬉しそうにすりよってきた。


『ふふっ、久しぶりだね〜!元気にしてたかな?
あぁ、ほら、この子は食べちゃ駄目だよ!』

こん「ヒィィィィィィィ!」

倶「…おい、そいつは何だ……?」


巨大な龍を目の当たりにして目を見開いて硬直している二人に、笑いそうになりながらも説明をする。


『あ、説明してませんでしたね。
この子は私の式神みたいなもので、[戀]って名前なんです。
戀、今からこの刀達を運びたいから、手伝ってくれるかな?』

龍「コクリ」

『ありがとう!
こんちゃん、大きくて頑丈な布って持ってこれる?』

こん「はい!只今!」ポン


こんちゃんが戻ってくるまでの間、私は二人にも手伝ってもらって刀をひとまとめにする。


こん「持ってきました!これで良いでしょうか?」

『うん、大丈夫!』


こんちゃんから布を受け取り、その布で刀を包み、戀にくわえさせる。


『大広間まで案内するから、ついてきて!
お二人も、早く行きますよ!』


そう言って、私は大広間を目指して歩き始めた。
後ろにいた二人も、戀を凝視しなざらついてくる。
二人の呆然とする顔が面白くて、私は二人にバレないように笑っていた。


こん「A姉様?どうかしたんですか?」

『ん〜ん!何でもないよ〜!
ただ、少し面白いものが見て笑ってただけだから!』


さて、刀を皆に返したら髭兄達と一緒にご飯食べよ〜!

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紅キ霧雨 - 小山さん» あっ、そうなんですか!?凄い貴重なご意見、ありがとうございます!!!危うくそれが定番だと思うところでした… (2018年7月8日 22時) (レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
小山 - ちょこっとだけ指摘。加州と安定は喧嘩はしてもブス・メンヘラとかお互いを侮辱するような言い合いはしませんよ(^ ^)何でか二次創作ではよく見かけますがね…。 (2018年6月16日 23時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 千本桜さん» ありがとうこざいます!!!面白いと言っていただけて嬉しいです! (2018年2月1日 22時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
千本桜 - とても面白かったです!これからも更新頑張ってください!!お体ご自愛くださいね(*≧ω≦) (2018年2月1日 15時) (レス) id: e733f5adaf (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 桜吹雪さん» リク了解です!今から更新して来ますので、少々お待ちください! (2018年1月17日 17時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅桜 | 作成日時:2017年12月7日 7時

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