ご指名ですかホークスさん ページ2
『え？サイドキックの指名ですか！！？』
「良かったな」
ちょっと待ってくださいよ
――――――
side: 鷹瀬
『…来ちゃった。ホークスさんの事務所…』
事の始まりは１週間ほど前に遡る。授業終わりに相澤先生から呼び出され、進路の事かとため息をつきながら職員室に行けば１枚の紙を渡された。
Ａ４の紙に印刷された文章に目を通せばどうやら俺をサイドキックとして雇いたいという内容で、差出人の欄に目を向ければ“ホークス”と印刷されている。相澤先生は「良かったな」とだけ告げて他にも紙を寄こす。
『え、ミーティング？しかも来週ですか？』
「活動内容とかその他諸々、話しておきたいとの事だ。日程的にも公欠扱いになるな…まあ楽しんで来い」
楽しむって何ですか？？いきなり来週九州に来いって…相変わらずホークスさんは自由な人だ。
ホークスさんは俺よりいくつか年上で、俺の憧れのヒーローだ。職場体験やインターンの時にはお世話になったし、学校の活動以外でも結構お世話になっている。
しかしサイドキックの指名だなんて初めて聞いた。こんなに運が良くていいのだろうか？とりあえず荷造りを始めておかないと…
そしてあれから早いもので１週間経ち、ミーティング当日がやってきた。緊張しすぎて上手く寝れず、ホテルの人に目覚ましを頼んだくらいだ。
『あー、緊張するよお…』
何回も立ち入った事のある事務所の前に辿り着き、数回ノックをしてから扉を開けた。緊張からかカチコチに固まってしまった口を無理やり動かしてなんとか挨拶をする。
「お、久しぶりだな鷹瀬！ホークスさんなら奥の部屋に居るぜ」
「ミーティングって言ってるけど、緊張とかしないで良いから！いってらっしゃい！」
『あ、ありがとうございます！いってきます』
ホークスさんが居るであろう部屋の前に立つが、一向にドアノブをひねる勇気が出ない。緊張しなくても良いと言われたものの、この場面で緊張しない奴がいるのだろうか。
『…あ』
「もう、鷹瀬ったら何してるの？遅いよ」
よし、と気合を入れてドアを開けようと手を伸ばした瞬間だった。突然扉が勝手に開き、俺の手は空気を掴む。
正面に目をやれば、そこには何度も顔を合わせた憧れのヒーローが俺を手招きしていた。
「事務所で話すのもなんだしさ、焼き鳥でも食べに行こうか。そこで話をしよう」
『…え？は、はい！』
相変わらずホークスさんは自由だ
――――――
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林(プロフ) - nanoka(*´∀｀)さん» ここまで長らくお待たせいたしました！完走できるように頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします！ (2020年2月11日 18時) (
レス) id: e2467e6846 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - (名前)えりなさん» お待たせいたしました！長い間全裸待機させてしまって申し訳ございません（ ; ; ） (2020年2月11日 18時) (レス) id: e2467e6846 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀｀)(プロフ) - お久しぶりの更新ありがとうございます！(？)ラストまで後少しなんですね…寂しくなります。これからもよろしくお願いします！ (2020年2月11日 15時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
(名前)えりな(プロフ) - めっちゃ面白いです！！全裸待機してますので頑張ってください！応援してます！ (2020年1月3日 16時) (レス) id: f380eb65b5 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - カラバコの中の子犬さん» 全裸待機して頂いてありがとうございます（；；）まだ結末を考え中ですのでもう少々お待ちを！ (2019年11月6日 20時) (レス) id: 14631dcafc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林 | 作成日時：2018年12月6日 2時
