２９日目 天使とホークスさん ページ31
「いってらっしゃーい」
…え？？
(ホークスの口調が掴めません許して下さい)
――――――
インターンも残り数日となった今日、ホークス事務所では２グループに分かれてパトロールへと出掛けていた。天塚はホークスと一緒のグループで、現在上空でパトロール中だ。
「いやあ、君の個性は面白いね。翼があるのに使わなくても浮遊出来るなんて」
『えへへ、ホークスさんにそう言っていただけるなんて嬉しいです〜』
ほんわかした表情を浮かべながらホークスの横で浮遊する天塚。その幸せそうな表情を眺めたホークスは心の中で「俺の事務所で働いてくれないかなー」と呑気な事を考えていた。
自分のとは違う色の羽に頭に浮かぶ輪っか。個性“天使”とは聞いていたがこれ程とは、とホークスは胸に衝撃を受けている。
『あの…ホークスさんは翼の所、痛くならないんですか？』
「…付け根の事？特に何もないけど」
羽を動かさずに浮遊する天塚は少し困ったような表情でホークスに問いかける。この質問だけで、どうして天塚が翼を使って飛ばないのかが何となく分かったような気がしたホークス。「少し休むか」と返して適当にビルの屋上へと移動した。
「天塚君さ、翼で飛ぶことに慣れてないでしょ」
『そうなんです…付け根が痛くなっちゃって、そんなに長く飛べないんですよね』
「じゃあ特訓でもする？翼使えた方がよっぽど便利だよ」
『でもパトロール中ですよ？』
いまいち状況がつかめていない天塚をよそに、ホークスはどんな指導をしようかと胸を躍らせている。
「じゃ、とりあえず翼だけで飛んでみて」
『あ、ちょ、ええ！？』
「いってらっしゃーい」
そういって天塚の肩をポンと押しビルの屋上から突き落とした。天塚は急いで翼を広げ、何とか体勢を立て直して宙に浮く。息を整えていると上からホークスが降りてきてまくしたてる様に口を開いた。
「ホラちゃんと飛んで。じゃないと指導できないよ？」
『うっ、分かりました』
既に背中が痛いが、天塚は我慢しながらヨロヨロと向こうのビルまで飛ぶ。しかし痛みはすぐに酷くなり、天塚の身体はどんどん下降していった。
「もう限界っぽいね。とりあえず休もう、アドバイスはそれからにしよう」
『…は、はい』
ホークスは天塚の翼の付け根を軽くマッサージしながらアドバイスをし始めた。
「まず翼で飛びたいなら、翼だけで飛ぶことを意識した方が良いよ」
『翼だけ…？』
――――――
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林(プロフ) - ユキヒメさん» コメントありがとうございます！完結済みなのに嬉しい；；相澤先生好きすぎて、書く作品ほとんど先生とくっついてます、、偏り、、 (2021年8月29日 23時) (
レス) id: 62a8050e41 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 椿さん» かわいい自慢の夢主くんです！ありがとうございます、、！（コメント気づかなくてすみません；；） (2021年8月29日 23時) (レス) id: 62a8050e41 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - うちの推しオチだったーーー！！やったーーー！！！夢主くん可愛い！可愛すぎて心配ね、、、ナンパとか、まあ相澤先生がなんとかしてくれる！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: 6b0d7c3cfa (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 夢主くんかわいい…応援してます…!! (2019年10月8日 17時) (レス) id: 33631e1d2f (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 夜剣さん» うわああ嬉しいコメントありがとうございます…！更新頻度遅くて申し訳ないですが、これからも宜しくお願いします！ (2019年2月13日 0時) (レス) id: 14631dcafc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林 | 作成日時：2018年11月10日 23時
