１６日目 天使と八百万さん ページ17
「おすすめのハンバーグ屋さんがありますの！」
『ほんと？』
天使はハンバーグがお好き
――――――
オールマイトの授業の際、八百万と天塚は初めてペアになった。初めてにしては良好なチームワークで、オールマイトから良い評価をもらうことが出来たらしい。
さて更衣室に戻るかと肩をほぐしながら歩き出す天塚だったが、控えめに呼ばれた声に足を止める。育ちの良さを感じさせる話し方、先程までペアだった八百万だった。
「天塚さん！わたくし美味しいハンバーグ屋さんを知っておりますの！」
チラッと聞こえた八百万のセリフにオールマイトは“ハンバーグ？”と首を傾げた。どうやら先程の訓練の際に、天塚の好きな食べ物の話で盛り上がっていたのでその続きか、と納得する。
『ほんと？連れてって！』
「この近くにありますの！放課後一緒にいかがですか？」
『え！全然良いよ！行こ！』
八百万は普段放課後どこかに遊びに行くとかしなさそ〜と心の中で考えていた天塚、ご飯のついでに買い物とか誘ったら承諾してくれるかな？と興味本位で尋ねた。
『その近くにさ、ショッピングモールとかある？少し買い物したくて。』
「ありますわ！何を買うおつもりで？」
まるでカップルの様な会話を繰り広げながら更衣室へと歩く二人を見て、オールマイトの心の中にある疑問が生まれた。
「(あの２人って付き合ってるの？)」
――――――
『わ、おいしそ〜、めっちゃいい匂い！』
少し入り組んだ路地の地下にあるハンバーグ屋さん。つなぎ無しの肉１００％で作られたハンバーグが美味しいと八百万は絶賛していた。
注文してから運ばれてきたハンバーグは鉄板の上で美味しそうな音を響かせている。香りだけでもうお腹いっぱいになりそうだったが、そんなもったいない事できないと天塚はさっそくハンバーグにナイフを入れて口に運んだ。
『あっつ〜、でも美味しい！』
「そう言って頂けるとおすすめした甲斐がありますわ！」
二人して美味しい美味しいと食べ進める姿を見て、店員さんはそれだけで幸せな気分になったそうな。そして美味しいハンバーグを食べ終えた二人はお代を払い、買い物をすべくデパートへと向かった。
「コーヒー豆ですか？」
『え！ああ〜、うん。最近コーヒーにハマってってさ…。』
「わたくし美味しい豆を知っておりますの！こちらへ！」
コーヒーなんてどこで覚えてきたんですかね。
――――――
実際に都内にあるお店がネタです
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林(プロフ) - ユキヒメさん» コメントありがとうございます！完結済みなのに嬉しい；；相澤先生好きすぎて、書く作品ほとんど先生とくっついてます、、偏り、、 (2021年8月29日 23時) (
レス) id: 62a8050e41 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 椿さん» かわいい自慢の夢主くんです！ありがとうございます、、！（コメント気づかなくてすみません；；） (2021年8月29日 23時) (レス) id: 62a8050e41 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - うちの推しオチだったーーー！！やったーーー！！！夢主くん可愛い！可愛すぎて心配ね、、、ナンパとか、まあ相澤先生がなんとかしてくれる！ (2021年8月25日 21時) (レス) id: 6b0d7c3cfa (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 夢主くんかわいい…応援してます…!! (2019年10月8日 17時) (レス) id: 33631e1d2f (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 夜剣さん» うわああ嬉しいコメントありがとうございます…！更新頻度遅くて申し訳ないですが、これからも宜しくお願いします！ (2019年2月13日 0時) (レス) id: 14631dcafc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林 | 作成日時：2018年11月10日 23時
