深呼吸 58回目 ページ20
「A君…耳大丈夫?」
『本気で鼓膜破れるかと思った…。』
たまに番外編とか書きたいのでお題下さい。(無くても書きます)
――――――
「試作品は明日までに完成させますんで!また来て下さい!」
『いつもありがとうね明、緑谷帰ろー。』
あれから30分程緑谷と組手をして無事計測は終了、太陽はとっくに沈んでしまっていた。明は紙になにやらメモをしながら帰って行ってしまったので、俺は緑谷に声を掛けて寮へと歩き出す。
「A君の個性って結構複雑なんだね…パニックになったりしないの?」
『もちろんなるよ、焦っちゃうしそれが原因で意識が逸れちゃう時もある。もっと特訓しなきゃだめなんだよねえ…。』
俺の個性について話しながら歩いていれば、俺のお腹が突然音を出し始めた。緑谷の耳にも入ってしまったようで2人して笑いだす。
『動いたらお腹すいちゃった、早くご飯食べたい!緑谷一緒にご飯食べに行こ!』
「ええ!?でもA君っていつも切島君とかっちゃんとご飯食べてるし、邪魔しちゃ悪いよ…。」
『まさか!もう21時なる所だし、流石に2人ともご飯食べ終わってると思うよ。』
実はあらかじめ爆豪に“工房行くから帰るの遅くなるかもしれないし、ご飯俺抜きで行って。”とメッセージを送っておいたので、恐らくもう食べたと思う。
寮に戻り手を洗い、そのまま食堂へ行けばそこには誰も居なかった。今日のメニューは麺ものらしいので俺はうどんを頼み、緑谷はカルボナーラを頼んで席に着いた。
「『いただきます。』」
初めて爆豪と切島抜きでご飯を食べた。妙に新鮮な感じがして、たまにはこんな感じのご飯も悪くない。次郎とか飯田とか、他の人とも仲良くなりたいし何時か誘ってみようかな。
無事お腹が満腹になり、俺達は部屋に帰る為エレベーターに乗る。緑谷は2階の部屋らしくすぐに下りてしまった。そしてエレベーターは4階に着き、鍵を開けて部屋に入る。
『…なんかドッと疲れた気がする。』
ベッドに横たわって目を閉じれば、危うく寝てしまいそうになる。いかんいかん、風呂行かないと。疲労で重くなった身体をノソノソと動かして準備をし始めた。
準備が終わり俺は落ちそうになる瞼を擦りながらドアを開けると、そこには丁度ノックする所だったのか拳を丸めて片手を上げている爆豪が風呂セットを抱えていた。
『あれ、切島は?』
「先風呂行って寝た。」
『爆豪も別に俺の事待たずに先行ってて良かったんだよ?』
――――――
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狐猫音。(プロフ) - 林さん» どんなふうに進んでも面白いのでやっぱり作者様が進めたいようにするべきですよね！家族愛が深いって羨ましいなあ。読んでて微笑ましくなりました。これからも頑張ってください。 (2018年10月16日 16時) (
レス) id: 1402817ddd (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 黒猫さん» 嬉しいコメント有難うございます^^いつか絶対番外編作るマンです! (2018年10月16日 3時) (レス) id: 54c62d0384 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 家族愛でもBLでも良き(*´ω｀*) (2018年10月16日 0時) (レス) id: 77336b66d1 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 狐猫音。さん» 貴重なご意見ありがとうございます。しかし元のストーリーは維持して進めていきたいので、他の生徒には補習があったという追加設定のまま進めさせて頂きます! (2018年10月16日 0時) (レス) id: 54c62d0384 (このIDを非表示/違反報告)
狐猫音。(プロフ) - もういっそのこと仮免終わった設定にするとかどうでしょう。更新頑張ってくださいねq(^-^q)応援します。q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2018年10月15日 22時) (レス) id: cef4739b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林 | 作成日時：2018年10月13日 15時
