深呼吸 57回目 ページ19
「ウチ、東屋のかっこよくて可愛い姿を見た。」
「その話詳しく。」
極秘女子会議
――――――
「首輪はパワーローダー先生に頼むとして…他はどうしますか?」
『まずは眼帯の新調を頼みたいんだよね。後は結構試してみたい事があるんだけど…時間ある?』
「任せてください!!!」
採寸が終わり要望を伝えた後、耳郎はすぐ寮へと帰っていた。一方俺はあまりにも試してみたい事が多すぎてしばらくは帰れそうにない。
『デザインとかは適当で良いから指輪が欲しいんだよね…あ、素材は余った金属とかで全然良いから。』
「なるほど…じゃあ指のサイズ測りますよ〜。」
『それとさ、明って何か凄い耳栓とかって作れたりする?』
「市販のは駄目だったんですか?作れない事はないですけど。」
『何かねえ…痛かったの。だから痛くならない耳栓作ってくれないかなーって。』
「ネットで探してくださいよそれくらい…はい、反対の指も測りますよ。」
明は少しめんどくさがる様子を見せるも、指の採寸を終えるなり何やらイヤホンとイヤーピースをいくつか持ってきた。
「耳栓も良いと思うんですけど音楽聞きながらとかもアリじゃないかなと思うんですよねえ、私的に。」
『えー?俺は耳栓が良い、だって心拍数が上がったらその音楽も大音量で聞こえちゃうんだよ?』
「周りの音拾っちゃうより良いじゃないですか〜、それにお気に入りの音楽聞きながらやったら気分上がりませんか?」
『…まあ実験しながら考えよ。』
どうやら耳栓を作った事は無いらしく、結局明の提案したイヤホンを先に試す事になった。首輪と同じく心拍数を計測させるシステムをイヤホンにも取り入れて、自動的に音量を調節してくれる予定らしい。
「コードが邪魔になると思うのでコードレスの方が良いですね。取り敢えずデータを取りたいので外行って計測しましょう!」
――――――
「鼓膜の事がちょっと心配なので片方だけ耳につけて下さい。」
『この実験怖くなってきたわ。』
「いや待って実験って何!?」
日が沈みかけてオレンジがかってきているグラウンドに出て実験を始めようとしたが、1人で動くのも何か寂しかったので丁度グラウンドで特訓してた緑谷に声を掛けた。
『まあ緑谷の特訓も兼ねてさ、ちょっと付き合ってよ。』
「えっと、僕で良ければ!」
「じゃあ電源入れますね!」
『っだーー!!元の音量がデカすぎて鼓膜が死ぬ!!バカ!!』
「え?A君大丈夫?どうしよう!?!」
――――――
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狐猫音。(プロフ) - 林さん» どんなふうに進んでも面白いのでやっぱり作者様が進めたいようにするべきですよね！家族愛が深いって羨ましいなあ。読んでて微笑ましくなりました。これからも頑張ってください。 (2018年10月16日 16時) (
レス) id: 1402817ddd (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 黒猫さん» 嬉しいコメント有難うございます^^いつか絶対番外編作るマンです! (2018年10月16日 3時) (レス) id: 54c62d0384 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 家族愛でもBLでも良き(*´ω｀*) (2018年10月16日 0時) (レス) id: 77336b66d1 (このIDを非表示/違反報告)
林(プロフ) - 狐猫音。さん» 貴重なご意見ありがとうございます。しかし元のストーリーは維持して進めていきたいので、他の生徒には補習があったという追加設定のまま進めさせて頂きます! (2018年10月16日 0時) (レス) id: 54c62d0384 (このIDを非表示/違反報告)
狐猫音。(プロフ) - もういっそのこと仮免終わった設定にするとかどうでしょう。更新頑張ってくださいねq(^-^q)応援します。q(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2018年10月15日 22時) (レス) id: cef4739b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林 | 作成日時：2018年10月13日 15時
