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正直いって俺は自害した。
それにしても、イケメンすぎないか？
「おい？俺の話聞いてるか？」
しかもこの声ときた。神にしては卑怯じゃね？
「おい！聞けや！！！」
「あー、はいはい。で、現行犯逮捕していいですか？」
「殺されてーか？」
「ダメですよ、仮にも自称神を名乗ってんだからそんなお口が悪いこと言っちゃ」
どうやらこの神、口が悪いらしい。そして、短気である。
よし、からかって遊んでやろうか。
「うるせぇ。時間がねぇから手短に話すぞ。俺の独壇でお前は転生させてやることにした。どーせ、親友追っかけて来たんだろ？」
「は？なんで知ってんの？」
「神だからな」
神だからで済まさないで欲しい。
「とりあえず、お前の親友が存在するであろう世界に転生させてやる。ただし、条件がある。」
「何ですか？あ、記憶消すとかやめてくださいよ？」
記憶を消されたら俺は俺じゃなくなる。俺ではないなにかだ。
そんな状態であいつに会うとか嫌すぎる。
第一章 Ｎｏ．1: 転生 ページ2
俺は今、自らを神と名乗る厨二病の青年を目の前にしている。
正直いって俺は自害した。
だから、こいつが神だとか言ってるのも納得がいくがあまりにも見た目がイケメンで認めたくなかった。
なんだ？このイケメンは。
俺と同じぐらいの年齢に見えるがきっと詐欺だろう。
絶対神の特権を使って自分の見た目をイケメンにしたに違いない。
いや、そうであって欲しい。
それにしても、イケメンすぎないか？
女子でいうボブくらいの綺麗な白髪に、実際に見たことは無いがテレビで一度見たことがあるダイヤモンドの様なキラッキラの目。
これまた二重のぱっちり目ときた。
何こいつ、詐欺しすぎだろう。
整形のしすぎで現行犯逮捕してやろうか？
「おい？俺の話聞いてるか？」
しかもこの声ときた。神にしては卑怯じゃね？
「おい！聞けや！！！」
「あー、はいはい。で、現行犯逮捕していいですか？」
「殺されてーか？」
「ダメですよ、仮にも自称神を名乗ってんだからそんなお口が悪いこと言っちゃ」
どうやらこの神、口が悪いらしい。そして、短気である。
よし、からかって遊んでやろうか。
でも、そんな時間も俺には残されていないらしい。
「うるせぇ。時間がねぇから手短に話すぞ。俺の独壇でお前は転生させてやることにした。どーせ、親友追っかけて来たんだろ？」
「は？なんで知ってんの？」
「神だからな」
神だからで済まさないで欲しい。
俺の個人情報を勝手にさぐって勝手に決めつけないで頂きたい。
そしてその顔でドヤ顔すんなや。このイケメンめ。
「とりあえず、お前の親友が存在するであろう世界に転生させてやる。ただし、条件がある。」
「何ですか？あ、記憶消すとかやめてくださいよ？」
記憶を消されたら俺は俺じゃなくなる。俺ではないなにかだ。
そんな状態であいつに会うとか嫌すぎる。
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作者名：killer | 作成日時：2021年12月24日 23時
