寂しがり屋。 ページ6
そらるside.
5
可笑しい。
いつも少なくとも午前中に一回、
午後に一回ツイートするはずの紫苑が、
ツイートしていない。
別に一回位ツイートしない時だってあるだろう。
普通だったらそう思う。
だけど、紫苑となると話は別。
この前、紫苑がツイートしなかった日、
なんとなく、紫苑の家に行った。
チャイムを鳴らしても出ないので合鍵で入った。
俺の目に映ったのは、紫苑が、
___泣きながら、腕を切りつけている姿。
俺は急いで駆けつけた。
これで怒ると逆効果だと思い、
出来るだけ優しく、理由を聞いた。
怖い夢を見たらしい。
自分が、消えている世界。
それを見てそらるも、リスナーさんも、
感謝している沢山の人も、
ぼくのこと何か、いなくてもいいんじゃないかって、
______思うんです。
と、君は言った。
嗚呼、こいつはこんなに弱かったのか。
抱きしめてずっと背中をさすってやった。
______と、こんな事があった。
またあんな事になったら大変だ。
俺は急いで君の家に向かった。
33人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ディア★ - 欲を言うと…ピンク系のを見たいな~……。 (2017年4月27日 18時) (レス) id: 2edc2cd451 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蜜柑君 | 作成日時:2016年8月19日 19時