かまって。 ページ3
そらるside
あいつ、電話かけ始めた。
誰にかけてんだ?
「へー!そうなんだ!」
「あーー確かに!」
30分後・・・
「そーそー。それで___」
なっっっっがい!!
けど無視したのは俺なので、待つ。
50分後・・・
長げえっ!!
長すぎだろ・・・
「うん!僕も大好きだよ!」
嗚呼、もー限界。
俺は携帯を取り上げた。
「あ!そらる!返して!」
≪え!?どーしたのs((ブツッ≫
プープープー。
無機質な音がした。
「そらる!!なにすんの!?」
「無視したり、電話切ったりして悪かった。だけど・・・」
「だけど?」
「軽々しく大好きとかいわないで?」
「え?何々嫉妬?」
紫苑がにやにやしながら聞いてくる。
「そうだよ?俺紫苑大好きだから。」
「フェェェェェェェ!?」
と紫苑は顔を耳まで真っ赤にして言う。
「ごめんね?」
「う〜・・・今回は許してやる。」
顔に手を当てて顔を隠している彼の耳に、そっと口付ける。
「ひゃい!?」
嗚呼やっぱり俺の恋人は可愛い。
そう再確認した今日の午後だ。
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ディア★ - 欲を言うと…ピンク系のを見たいな~……。 (2017年4月27日 18時) (レス) id: 2edc2cd451 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蜜柑君 | 作成日時:2016年8月19日 19時