ようこそ、魔界へ ページ17
Aside
…ｯ、？
目を開けば、いつも居た家とは違う場所だった。
『…こ、こが…〈魔界だ。
「…ここは人間界よりも過酷な世界だろう。
まぁそんなことはどうでもいい。
我が学園へ、お前を招待しようじゃないか」
「生徒会に言わななりませんけどね」
「あ、そうだった。エーミール、
俺じゃ話聞いて貰えんから、頼んだわ」
「…。…はぁ、分かりましたよ。
Aさん。彼と居れば、大丈夫ですからね」
『あ、うん。』
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「…む、あそこに居るのは…」
「……。そういや、明日は収穫〈何だ？
「…。あーぁ。エミさんやったな。」
『え、ちょ、行ってく〈いや大丈夫だ。
「アイツやし」
『！…そっか。』
そう言って目をやる。
「今後侮辱したら、もっと楽しいことしますから」
…。仲間思いやなぁ…。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「遅れました、何とか説得できましたよ」
「お、流石」
『…〈コイツが例の…か。
「「『え”ｯ』」」
〈生徒会として、お前を認めよう。
名を何と申す。〉
『え、えとっ…A、です。』
〈…。そうか、…魔界は過酷だ。覚えておけ〉
『はい』
「…。あの
我が学園を統治する役目を持つ生徒会長」
『す、凄い人に会っちゃった…』
「ふふ、」
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「……〈団長！！
「その
「ｯA！？」
『うわゾムｯ！昨日ぶりやな、元気？』
「……エミ、〈あぁそうだぞ。
「我々師団、新たなるメンバーだよ。
因みにコイツ人間。」
「ちょ、グルッペンさん！」
『私はAやで、よろしく。』
「俺、シャオロン。コイツがウツ先生。
で、奥のホビットがロボロ！後ろがトントンや。
…ゾムとはあれなん？知り合い？」
『「友達や」』
「へぇゾムに女友達が居ったんやな〜？」
「なｯ！嫌らしい目で見んな！」
「Aちゃん、今度僕と魔茶でも…」
『魔、魔茶？…ぜ、是非一緒に！』
「駄目駄目駄目ぇぇぇっ！ウツ先生は嘘ばっかやから！」
「うっさいわ童貞！！！」
「はぁ！？この×××××(アウト)が！」
『ま、まぁまぁ…』
「…。まぁ諸君。Aも1年生のD組なんだ。
仲良くしてやってくれ」
「当たり前やろ、グルッペン団長とはちゃうし」
「おっ、喧嘩なら買うぞ」
続く
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作者名：わらび餅 | 作成日時：2022年12月13日 20時
