運命が五十六 ページ8
志乃sids
濃く、血の匂いがしている。其で、目が覚めた。
始まってから然程時は経っていないのだろう。
辺りはあまり荒れていなかった。
目眩ましを解かずに、前に進んだ。今現在、ヒーロー側が押しているのか、かなり進んでいて、後を追うような形になった。
転がっている、敵を避けながら歩く。どうやら、追い付いたらしい。声が聞こえた。
緑「貴方、は、誰ですか？」
志「ン？私のこと？私は、キラ。
━━━━━━━━━━━━運命屋だよ。」
ミ「あの、都市伝説の？こいつらの仲間とかではないのか？」
志「まさか。運命屋は人を殺す以外のどんな仕事でも引き受ける。
今回の依頼は、娘を助ける。
エリちゃん、君のお母さんからの依頼だよ。
諸事情により、私が代わりに来た。
本来ならば、別の人がやる依頼を果たしに来た。
その人も、もう時期、来るよ。
まぁ、でも、先ずは。
━━━━貴方の運命、代えさせて頂きます。」
エ「お母さん、が？」
志「その話は後だよ。しっかり説明してあげる。」
エ「ダメ。私が、行かないと。
誰かが、死んじゃう。其れは嫌。」
志「人には、平等に権利がある。自分の人生は君が決めるんだよ。
私は、君を助けられる。
そうすれば、もしかしたら、生きているうちにいいことあるよ。
なりたいものになる。好きな人に出会う。恋をする。そんな可能性捨てるのは、勿体無い。
どうしたい？
もし、願うのが許されるのであれば、どういう自分に君はなりたい？」
エ「……こんなこと。したくない。」
志「決まり。
必ず、助けると約束、するよ。
と、言ってもサポートくらいしか出来ないけど。
緑谷出久。この子の個性、分かってる？
其で、あんたが、オーバーホールを倒して。
私は、外野をやる。」
時間が無い。
きっと、この空間に母さんが居て、六年前の私と見ているのだろう。
もっぱら、私の記憶には無いが。
其のせいで、何時もよりも上手く出来ない。
雑魚を倒す分には問題無いが、中々、手強いはず。
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きら - 相澤先生がっごいいですうう (2020年3月1日 0時) (
レス) id: 9d41dd17a9 (このIDを非表示/違反報告)
Laila - 泣きました。すっごく泣きました。隣にいた兄にひかれるぐらい泣きました。こんな感動もの久しぶりに読みました。ありがとうございます！また書いてください！良ければその後や続編なども書いてください！ (2019年12月17日 22時) (レス) id: 9fa2111de0 (このIDを非表示/違反報告)
HIRO(プロフ) - 完結から結構経ちましたが、完結おめでとうございました！！すごい好きでした。これからも応援してます……！！ (2019年6月23日 20時) (レス) id: 1744d7d8f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2018年11月25日 0時
