第61話 ページ21
山田side
薮「なんで。救急車呼んだ方が絶対いいだろ。」
「たしかに、そうかも知んねぇけど!
俺は…俺は!救急車が来んのまって
搬送される時間待ってらんねぇ。
それにそんな他人に任せて、
指くわえて見てらんねぇんだよ!
…ッッ桜苗がこんなになってんのに、、
何もしてやれねぇなんて…嫌なんだよッッ!!」
さっきやっと止まったはずの涙が…
また一粒…また一粒と流れ落ちていく。
__ひたすら続く沈黙。
それを破ったのは…
俺でもなく、
薮くんでもなく、
…知念だった。
知念「涼介。桜苗のこと頼んだよ。絶対、助けてあげて。」
そう言って俺の背中を押してくれた。
「あぁ…もちろん。今回こそ、俺が助ける。」
有岡「信じてるぜ!山田ッッ!」
涙の跡がくっきりと残ってるのに、
これでもかって位の笑顔を向けてくれる大ちゃん。
『俺も!』
大ちゃんに続いて賛成してくれるみんな。
薮「山田…お前なら大丈夫。」
薮くんからも賛成してもらって、
俺は桜苗に
「ぜってぇお前のこと俺が助けてやっから、もう少しお前も頑張れよッッ!」
声をかけて背中におぶった。
そしてみんなからの温かい視線を背中に、
__俺は廃工場を飛び出した。
152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有々じゃんぷぅ(プロフ) - ききさん» お読みいただきありがとうございました♪そう言っていただけて嬉しいです!検討させていただきますね^^ (2017年5月4日 12時) (レス) id: a694818cb8 (このIDを非表示/違反報告)
きき - お疲れ様でした!私も続編めっちゃ見たいです!!!これからも頑張ってください! (2017年5月4日 9時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
有々じゃんぷぅ(プロフ) - まなさん» そのようなお言葉すごく嬉しいです!!他にもそういう方がいらっしゃったら検討させていただきますね^^ (2017年5月3日 19時) (レス) id: a694818cb8 (このIDを非表示/違反報告)
有々じゃんぷぅ(プロフ) - まなさん» ありがとうございます!無事完結しました♪そうですね笑こんな毎日だったらかなり幸せですよね笑 (2017年5月3日 19時) (レス) id: a694818cb8 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 続編みてみたいです! (2017年5月3日 18時) (レス) id: 685ec1808a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有々じゃんぷぅ | 作成日時:2017年2月11日 20時