10 ページ10
健人にこきつかわれて数時間……
「疲れたぁ……」
ポンポン
風「お疲れさん」
「ん、ありがと」
風「じゃ、早速行くか」
「……(逃)」
ヒョイッ
「まっ、担ぐな!」
風「行くぞー」
風磨に担がれたまま到着したお化け屋敷のクラス
風「あんま並んでないな」
「……怖くないとか?」
風「あ〜……かもな」
順番待ちする事数分……
聡ちゃんとマリ先生が泣きながら出てきたんだけど……
聡マリ『グスッ……怖かった……」
「……やっぱやめよう!」
風「行くぞ」
「やっ、」
なんて言っても聞いてくれない風磨
風「お、暗いな」
「むりむりむり……」
なるべく見ないようにと風磨にしがみつきながら歩いていく
「冷たっ!?」
風「こんにゃくだろ(笑)」
「ふ、ふうまっ、」
ギュッ
風「大丈夫だから、ちゃんとここいるから」
「んっ、」
結局最後まで私が叫んで風磨に笑われる始末
「はぁっ……はぁっ……」
風「あー、楽しかったわぁ(笑)」
「……ばか」
風「悪かったって(笑)」
「……なんか奢って」
風「ん、なに食う?」
「ん〜……」
風「てかいつまで抱きついてんの?(笑)」
「……っ〜//」
風「お化け屋敷ごときにびびりすぎだろ(笑)」
「いいのっ!」
風「はいはい(笑)」
風磨に言われて組んでいた腕をほどく
「……」
手が寂しい……
って言ったら繋いでくれるかな?
風「A?早く行くぞ?」
「……うん、」
断られたらどうしよう
なんて考えばかりが浮かんできてしまう
107人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キタサン ブラック | 作成日時:2018年5月28日 21時