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第九話 【コピー】の心境 ページ11
ブラピside
さっきから、あの言葉がぐるぐる回っている。
“コピーは黙って”
俺のことをコピーじゃない、そういってくれたのに
その時ある言葉が脳裏によぎった
“死神さんも貴方も自分の道を歩いたら良いと思うわ”
…あぐりが最後に俺に向かって言った言葉だ
あの時の死神は今、どこで何をやっているのだろうか
謎の生物と一緒に死神も逃げたのだろうか
もしかして死神と謎の生物は同一人物なのか？それだと、殺せんせーが死神…なのか…？
わからない
今の俺はコピーなのかどうかさえ
何も…わからない
ミスラは俺の事をどう思っているのか…
やっぱりミスラも俺の事は所詮コピーだと思っているのか…
ミスラによって保健室に運ばれ、俺は眠ってしまった
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