第一回・保護者ズの会 マーダーside ページ21
「よう、brother達。集まってくれると思ってたぜ?」
そう言ってソファーに腰かけたエピックに眉を寄せながら、俺はストローで態とらしく音を立てながらジュースを飲んだ。
「まさかエピックに呼ばれるなんて思ってもみなかったけど…それよりも、君がAのパパになったっていうのが一番の驚きだよね。」
「それは同感だYO!まさかオイラのsisterにこんなビックな父親が出来ちまってるなんて…!」
マジマジとエピックの事を見ながらそう言ったラストとフレッシュに、俺も内心で激しく同感した。
何でコイツがAの父親なんかになってんだ…俺は認めねぇぞ。
「まぁな、でもAからお父さんみたいって言われたのさ。あの時のAはそりゃもう可愛かったなぁ…。」
デレッと鼻の下伸ばしながらそう言ったエピック…おい、お前ってそんなキャラだったか。
「これは相当な親バカだね、エピック…Aお嫁にいけなくなっちゃうんじゃない?」
「何言ってるんだラスト、Aはオイラよりも強い奴じゃなきゃ付き合いだってさせないぜ?というか、まだ嫁になんてやらないさ。」
「英雄に敵う奴なんて、そうそう居ないと思うんだけど僕…。」
少し呆れ気味にそう言ったラスト…だが、俺もそれには同意だ。
俺より強い奴じゃなきゃ絶っっっっ対に!!!付き合うなんてさせないからな!!!!!
「親バカなのは自覚するさ、でもbrother達もそうだろう…?」
そう言ってウィンクをしてきたエピック…俺は違うぞ、ただ妹が可愛くって可愛くって仕方ないだけだ。
けして、シスコンなんかじゃない。
「まあ、こんな話は取り敢えず置いといてだ…実はオイラには別の目的があってだな。」
そう言うと、エピックは胸元からピラッと何かを取り出した。
…………そ、それは!!!
「可愛いよなぁ…ほら、ココア飲んでる時のAだ。このフニャンとした顔が最高だろう/////?」
ピラピラと見せびらかすように写真を俺達に見せてきたエピック…俺は無意識にゴクリと喉を鳴らした。
「エピック、それ、僕の持ってるアイス食べてるAの写真と交換しない?」
「オイラの持ってるサングラスかけてるsisterの写真ともどうだYO!」
「俺のコレクションの一枚とも交換しろ。」
…………今日は眠れない夜を過ごしそうだな。
(ちょっと待ってマーダー、コレクションってどういう事?)
(そのまんまの意味だが?)(ドサッ
(凄い量のアルバムだYO!)
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めーぇ - AU好きの人さん» え、終わりがあるんですか!?ど…どこかで読めないのでしょうか。文章1文1文にドキドキときめいてしまいました! (2022年9月30日 4時) (レス) id: fbb04e1f70 (このIDを非表示/違反報告)
綿免めんへらえいPさん*蝸牛するめ*(プロフ) - 最初に出会った小説で、ホントに大好きな作品です。最高の世界に感謝土下寝本当にありがとうございますThanks!! (2022年8月29日 1時) (レス) id: 2e2f120849 (このIDを非表示/違反報告)
ニェェエエ - この作品は終わってしまっているんでしょうか(汗)この作品に出会えて嬉しいんですが、、、私はP.36のパピルスsideので終わってしまっていて……終わりがあるならばそこまで読みたいなぁと思っていて(汗)長文失礼致しました (2021年7月26日 3時) (レス) id: 14f7e6316b (このIDを非表示/違反報告)
サンズ大好き - この物語とても癒されました! 主人公の性格が私と似ていてドキドキしました。やはりサンズさんですよね!!私も本家さん大好きです!! (2021年5月28日 5時) (レス) id: a216421144 (このIDを非表示/違反報告)
AU好きの人 - 最後まで見れない (2020年12月25日 5時) (レス) id: 4849c6cd9c (このIDを非表示/違反報告)
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